「杉の花粉」の独断と偏見に満ちた愛読書紹介コーナー

　今朝は５時過ぎに眼を覚まします。
　「捻じりデーニッシュスティック（１００円）」を朝食にします。
　シャワーを浴び、出勤の準備を始めますが、非常に身体がだるく感じます。
　部屋に戻り、暫らく考えます。

　我が部屋猫〈かふん〉は座椅子の上に丸まって仕合せそうに眠っています。

　全く良い考えが見つかりません。

　そのまま、ベッドに横になり、８時過ぎに眼を覚まします。
　『如何すべきなのか頭が考えるのを放棄』しています。
　殆ど如何にでもなれという気持ちで職場に休暇の電話を入れます。

　「『うつ』ではないと思うのですが、身体が動きません。」
　「如何したもんですかね。」
と本当に如何して良いか全く判らぬ状態で話し始めます。

　「『風邪』なら、診断書を貰ってくれば病気休暇扱いになるが・・・」
と上司がアドバイスしてくれます。

　漸く頭が回転を始めます。
　「今日『内科医』に行って、診断書を貰ってきます」
と伝え電話を切ります。

　前回、少し長く休んだときには、この日記をダウンロードして、若干訂正して組織の長に渡しました。
　今回はそれをするもの面倒なくらい疲れていましたから、職場の女性の同僚にメールを送り、この日記へのアクセスの方法を伝えてもらいます。

　もし我が組織関係の方が見ていただいているのなら、一つだけお願いがあります。
　完全な無記名で作成しているブログですので、組織名など個人が特定される情報は書き込まない様にお願いします。

　お昼過ぎに「猫神」が部屋に現れ、宅配されていた「野菜タップリお弁当」を一緒に食べ、直ぐに自分の部屋に戻っていきました。
　相当眠かったようです。

　〈かふん〉は「引き違い戸」の隙間から自由に出たり入ったりを繰り返しています。
　「猫神」が部屋に現れた時には、座椅子の上で丸まって眠っていましたが、スッと立ち上がり何時でも逃げ出せる体制を整えます。
　直ぐに「猫神」が行ってしまったので寝る場所をベッドの上に移して安心して丸くなります。
　暫らくするとスースーという寝息が聞こえてきます。

　『することが決まれば』事務屋は簡単です。
　一眠りしてから、かかりつけの内科医に電話を入れ、医院に向かいます。

　母屋で着替え、何時ものように布団に「ヘッドロック」を決めている「猫神」に「夕食は何が食べたい」と聞きます。
　薄っすらと眼を開けて「憑依されていない食べ物」と一言答え、再び眠ってしまいます。
　昨日から『小野不由美の悪霊シリーズ』を読んでいたらしく、夢の中では悪霊と仲良く遊んでいるようです。

　疲れているので、遠回りになるような『注文』でなくてホットしました。
　唯、「憑依されている食べ物」といわれても困ってしまいますが・・・。

　前回の血液検査の結果が出ており、血糖値が非常に高いということで、糖尿病の薬が一つ増えました。
　熱を計ると７度１分と微熱だったので風邪薬に抗生物質を加えた処方箋を書いてもらいます。
　更に、先週木曜日から休暇を取っていますので、気管支炎の診断書が出ました。

　「杉の花粉」の平熱は６度５分ですが、それを越えることは滅多にありません。
　以前、肺炎を起したときも微熱で「低温肺炎」と診断されたほどです。
　それよりも就職してから、５度を割ることの方が多く、その時は、全く動けませんので、自分では『自律神経失調症』と勝手に名付け休暇で凌いできた覚えがあります。

　ですから、７度１分という微熱は意外でした。
　矢張り『風邪』を引いていたようです。

　帰りにデニーズで夕食をテイクアウトし帰宅します。
　「猫神」は未だ夢の中の散歩から戻ってきていない様子です。

　早速、部屋に戻り自分の分を食べ始めます。
　〈かふん〉が部屋をウロウロしていますが、特に食べたいという様子はなく、単に眠る場所を探していたようです。

　直ぐに処方してもらった『風邪薬』と『抗生物質』を飲み、ベッドに横になります。
　〈かふん〉は座椅子の上で丸まって眠り込んでいました。
　何時の間にか眠ってしまったようです。

　８時過ぎに「猫神」が半分寝ぼけた状態で部屋に顔を出します。
　夢の話をしている途中で眠り、起きては続きを話すという『神業』を使います。
　眼が覚めると『ベッドの上に避難していた〈かふん〉』に覆いかぶさり遊び始めます。
　可愛そうな〈かふん〉はジッと我慢しているようです。
　でも隙を見て逃げ出したのは流石です。

　随分『生きるための知恵』を付けた〈かふん〉です。

　「猫神」が話しながらデニーズ製の『サイコロステーキ弁当』を食べ始めます。
　「美味しい？」と聞くと「今度デニーズに行った時に、注文したい位には美味しかった」とノタマイます。

　少し捻くれた「ネコ」です。

　何故か暫らく「薬」の整理などしていましたが、再び眠くなったのか自分の部屋に戻っていきました。

　「猫神」を見送ってから、この日記を書き始めます。

　〈かふん〉は何時ものように大好きな保護色毛布の上で身体を「コ」の字に曲げて熟睡しています。