カテゴリ:大江戸捜査網
責め問いで無理やり自白を引き出す北町の与力と同心。
嫌気が差し、直訴をしようとした良心派の同心中林が殺される。 北町の実態を調べるため、隠密同心は伝馬町送りとなる火消し万吉の身柄を得ようとする……が、一足先に火消したちに持っていかれる。 いいのかこんな派手にやって。 何処の誰がやったか丸わかりじゃないか。 咎人を引いていた同心、手近な家に飛び込むが、そこでは侍を捨てた弟が女のヒモをやっていた。 兄は家中を引っ掻き回すが、弟の方が一枚上手。 暁闇に紛れ万吉を逃がすのを見咎めたのは隠密だけだった。 だが、つい女房に会おうとした万吉は結局役人に斬り殺されてしまう。 兄上は南町の与力の娘と相思相愛。 与力になって貴方と一緒になります、とほのぼのやってるところに弟が押しかけてきて、やり口を詰られてしまう。 ……さてお嬢さんはどうでるかな。 やはり冤罪だの拷問だのにはひいてた。 久々にお紺ちゃんのお色気シーン。 なんてえげつないアングルだ。 出世のためならなんでもやります、の兄貴も弟殺しには躊躇。 だが、呼び出された弟は兄が自分を殺そうとしていると気づいていた。 そして限界ギリギリで恋人が飛び込んでくる。 兄弟とも、女を見る眼は確からしい。 てめえの女のために命を捨てようとする弟の姿に、最後の最後で兄は「人間らしさ」を選ぶ。 色々悪さしてきたのに「生涯平同心」、恋人にも捨てられずとは実に羨ましい。 ……いや、そんなに嫌いじゃないが、なんかなあ……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月01日 12時51分40秒
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