カテゴリ:必殺シリーズ
冒頭、いきなり乗り込んできた連中に刀を奪われめった刺しにされる中村主水。
つか煙草……そして鳴り響く救急車のサイレン。 それは移動中の藤田まことのゆめだった。 運転手は何故か正平ちゃん。 太秦にはさっきぐさぐさやってくれた人たちが勢ぞろい。 皆陽気に挨拶してくるが、300回記念か……「よう殺したもんやな」。 そして本編、誰かの葬式から始まる。 何故か勢ぞろいしている何時ものメンバー。 奥方連中は妻の不義を面白おかしく噂する。 女将さんは亭主の葬儀の翌日から、昔馴染みの新さんを口説き始める。 無論あっちはその気なし。 元女房も新さんがどうしているのか気になって正八をついて回らせる。 「新さん、もし焼けぼっくいに火がついたりしたら、生かしちゃおきませんよ」 棺おけ屋、何を考えたか骸を盗み出す。 無論目的は金。 死体に百両という前代未聞のかどわかしに担ぎ出されたのは、「毒にも薬にもならない」中村さんだった。 女将さんは婀娜っぽく縋りつくが、この人は色より金がいい。 結局遺体に音はつかなかった。 そろそろ臭いが洩れるぞ。 諦めて投げ込み寺にでもほっぽりこむか、と腐る棺おけ屋。 このままだと仕事になりようがない。 だが、二人は仏が殺されたことに気づいてしまう。 新さんの元女房二人が火花を散らす。 「夕べもいってましたよ、深川の女には飽き飽きしたって」 私とあの人はなんでもないけど、あの人はあんたに用はないのよ、って凄まじいな! 新さんはもう一人の元女房を見捨てきれず、奉行所に捕まる前に江戸を出ろというが、もう取り返しがつかない。 棺おけ屋たちは無残な死を遂げ、「やるのどうするの」となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月09日 18時19分26秒
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