カテゴリ:必殺シリーズ
遂に出産の日がやってきた。
ただでも高齢出産だから危ないのに、亭主は「こんな夜更けに」と盛り上がらない。 おまけに勘定奉行暗殺事件が起きて、それどころではなくなってしまう。 下手人はプロ、おまけに四十がらみのいい女ときいて中村さんは呆然。 こういう場合、面倒だから奉行所と元締め連中が話をつけて適当にスケープゴートを選出することになりかねない。 一網打尽となる前に仲間をずらからせるか? 秀英尼までひっくくられる。 正八は彼女に惚れており、足抜けしたあとのために貯めておいた金を吐き出す。 真犯人はみつからない。 組織が潰されるまで猶予は三日。 お産は長引き、中村さんは帰ったり出て行ったり。 子供はなんとか産まれたか女房の具合が悪い。 おせいが下手人として身内に追われることとなる、これは誰が仕組んだことか? こうなると江戸中の同業者が敵。 正八におせいの居場所を吐かせようとした連中はあっさり返り討ちに。 そして匿われていた秀英尼は二人を寺に匿う。 彼女は正八たちが殺し屋だと気づいていた。 「死んだ私の父親も殺し屋でした」 八丁堀は三人を江戸から逃がす算段をつけるが、このままひっこむしかないのか? 敵は蛭子やとはっきりしたのに。 特に収まらないのは正八、だが勝ち目は無い。 新さんは全てのけりをつけ死亡。 八丁堀も自分たちを巻き込んでくれた同僚を消す。 うわあめった差しだよ。 一刺しで殺せるのになぶり殺しだった。 中村家に珍しく長蛇の列が。 せっかく生まれた赤子は、短い命を終えていた。 師匠は一人で旅立つ。 この時期には珍しく思いっきり報いが来たな。 やっぱり必殺でハッピーエンドは駄目か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月16日 06時25分28秒
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