|
テーマ:洋楽(3285)
カテゴリ:ロック音楽
今夜は、The Rolling Stonesの「Love In Vain」を 聴きたくなって、 『Let It Bleed』(1969年)、 『Get Yer Ya-Ya'sOut!』(1970年)と、 Robert Johnsonのオリジナル(1937年)を 聴き比べてみました。 私は、Stonesのブルースというと、まず、この曲を 思い浮かべます。この悲しいブルースが、Stonesの アップテンポのロックンロールの合間に演奏されると、 一層しんみりしてしまいます。 Robert Johnsonの「Love In Vain」は、Stonesの バージョンよりもアップテンポで演奏されるのですが、 Robertは、恋人が汽車に乗って出ていくのを見送る男 に感情移入して、歌の最後のほうでは、本当に泣いて いるのではないかという声で歌っていて、びっくりさ せられます。 Stonesの『Let It Bleed』の「Love In Vain」では Keith Richardsが、『Get Yer Ya-Ya's Out!』の 「Love In Vain」ではMick Taylorが弾く、スライド ・ギターの音が、汽車の警笛や、男がすすり泣く声 を連想させて、悲しい気分にさせられます。 ♪When the train it left the station ♪with two lights on behind ♪the blue light was my blues ♪the red light was my mind というところが私は好きです。 いま、聴いていたら、『Let It Bleed』では、 ♪the blue light was my baby と、Mick Jaggerは歌っていますね。 でも、 ♪the blue light was my blues のほうが、しっくりくるような気がします。 Love In Vain(1972年のツアーより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.05 02:18:27
コメント(0) | コメントを書く
[ロック音楽] カテゴリの最新記事
|