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私の音楽的生活

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カテゴリ:音楽





ずっと前から一度ライブを見たいと思っていたハワイアンの巨匠ケアリィ・レイシェルの来日公演を、昨日ついに見に行くことが出来ました。

毎回、来日公演のチケットがすぐに完売してしまい、チケット入手が難しかったので、今回はぴあのネット先行予約を利用しました。

席は端っこの方でしたが、前から7列目でまずまず。。。。

ケアリィ・レイシェルの名を知っている人は、ハワイアンのファン以外にはあまりいないかもしれませんが、「涙そうそう」のカバーをハワイ語で歌っている「Ka Nohona Pili Kai(カ・ノホナ・ピリ・カイ)」という曲は、たぶん多くの人が聴いたことがあると思います。

周囲に同好の士がいないので、1人で会場の神奈川県民ホールに行きました。

いったいどんな人達が来ているのだろうと思ったら、ほとんどが中高年の女性だったのでびっくり・・・・まさか韓流スターのイベントじゃないよね?(笑)

ここ何年かは、ハワイやフラのブームが来ているので、そういう関係からでしょうか?


さて、開演のベルが鳴り、会場の客電が落ちると、ステージに向かって右脇の前方の扉が開き、キャア~~~っという歓声が響きました・・・・え?何?この歓声は

客席の通路を小柄で小太りの、裸足で裸の男性が歌いながら歩いてきました・・・・・

その男性は、白いフンドシ姿でした・・・・・


・・・・で、きゃあ~~の歓声の意味は何・・・???


どうやら、このおじさんがカリスマハワイアンらしい・・・。



おじさんは、裸足ですたすたと歩き、ステージに上がったかと思うと、ひょうたんを大きくしたような形の太鼓を叩いて、チャントを朗唱し始めました。

ステージでは、チャントに合わせて大勢の男女フラダンサー達が踊り始めると、あっという間に楽園ハワイが出現・・・・

私、実はまだハワイには行ったことがないのですが、気分はすっかりハワイ~です。



ハワイのチャントは、神々への畏怖と先祖への敬愛を表わした祈りの歌です。
そしてフラダンスは、ペレという女神の怒り(=火山の噴火)を抑えるための奉納のダンスです。

ハワイがアメリカの一自治州になるずっと以前から営まれてきたネイティヴハワイアンの宗教文化、それがフラです。

もともとのハワイ原住民はポリネシア系の人々ですが、アメリカによって占領され、アメリカの自治州に組み入れられていく過程で、日本人を含む様々な人種が入り込んだ移民の島になりました。
そうしたなかで、ハワイ語は英語にとって変わられ、一時期はフラが野蛮なものとして否定された時もあったそうです。


ハワイはアメリカの一部になることで飛躍的な発展を遂げたわけですが、その影でハワイ語を始めとする固有の伝統文化が忘れられようとしていました。

ケアリィ・レイシェルは、失われつつあるハワイの伝統文化復興を目指し、島の古老からチャントを習い、またフラダンスの指導者として活動してきましたが、1995年頃に音楽の世界にデビューするやいなや、あっという間にトップスターになったしまったそうです。

ケアリィのアルバムを聴いてみれば分かると思いますが、まるでハワイの海のように穏やかで美しいメロディーと、地の底から響いてくるようなハワイアンスピリットの力強さを併せ持つ、本当に魅惑的な音楽です。



今、巷では空前のハワイブームだそうですが、ハワイというところは、アメリカの侵略を受けながらも、アメリカを受け入れ、他国からの移民の人々とも融和して、みんなで仲良く暮らしている・・・・そんなイメージがあります。

こうしてハワイの音楽を聴いていると、身も心もゆったりと安らいで、日々の疲れが癒されていくような気がします。

ハワイのアロハスピリット・・・・相手を受け入れて、みんなで仲良く楽しくやっていこう・・・・そんな感じのハワイ人たちのおおらかな精神が、世界中の人から「地上の楽園」と言われ、憧れを集める基になっているのでしょう。


とはいえ、かつては戦争の渦に巻き込まれた時代もありました。


でも、今のハワイは平和です。
そしてハワイ出身の大統領が誕生しました。

ここから世界平和への道が開かれていく・・・・そんな予感もあります。


ハワイ人々の心から発信されたのアロ~ハの心が、どうか世界中に広がっていきますように・・・・・


世界から、戦争や飢餓が消えていきますように・・・・・


波のように心地良く流れるケアリィの音楽を聴きながら、そんなふうに祈らずにはいられませんでした。









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Last updated  2009.09.02 22:57:23
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