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テーマ:タイ(3305)
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今でこそバンコクには新旧共々の日本料理店が雨後のマッシュルームのように乱立していますが、まだ日本食が珍しくて高価で一部の富裕層と外国人しか食べられなかった時代がありました。 そんな高嶺の花だった日本食を一般のタイ人にとって身近な存在にしたのが、カニカマと鯖照焼き、鯖ステーキの大ブームだったと業界の先輩から聞いています。 最近のバンコクっ子は、子供の頃から日本食に親しんでいるからか、刺身でも寿司でも抵抗無く食べる人がほとんどです。 暑い屋外の市場でさえ(常温の)寿司、たい焼き、さば照焼き、たこ焼きなどがよく売られています。 私も以前にカオサン店で出来合いのたこ焼きを温めて出していたことがありました。 でも、自分で食べてもあまり美味しくないので、それなりに出てはいましたが、じきにメニューから外してしまいました。 ところが最近、お世話になっている日系のサプライヤーさんが美味しい冷凍たこ焼きがありますよと勧めてくださったので試食したところ、タコもたっぷり入ってとても美味しかったのです。 これなら十分に日本の味です。 早速、竹亭にも導入しました。 熱々のたこ焼きに自家製ソースをたっぷり塗り、マヨネーズ、鰹節をかけて青海苔をまぶします。 お値段は5個入りで75バーツ。 たこ焼きなんてありふれているかと思いましたが、これが早速人気メニューの仲間入りです。 とにかく売りやすいです。 たとえばランチを食べに来たタイ人OLさんにサイドメニューとしてお勧めすると、3席中1席がオーダーしてくれるのです。 タイ人は本当にたこ焼きが好きなんですね。 そして、手前味噌ですが竹亭のたこ焼きは他の店より美味しいと評判も上々。^^ ある常連さんは、3日連続2人前プラスお持ち帰り1人前の3人前ずつ注文してくれたりしました。 私自身も新メニューを考案するのは楽しいから、日頃からいろいろとアイディアを練っては他の店には無い料理を作って出したりします。 それらもそれぞれに好評ですが、たこ焼きのようにありふれた料理がこんなに受けるとは予想外でした。 独創的な新メニューもいいけど、たこ焼きのようにわかりやすくて万人が安心して注文できるメニューも大切なんだなと改めて感じました。 なんだかこの辺に繁盛の秘訣のヒントもありそうで、今、考え中です。^^ この日記を楽しんで頂けたら、下の3つのブログランキンのアイコンにぜひ応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く貴重な一票とコメントを励みに更新しています。^^ どうぞよろしくお願いいたします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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