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カテゴリ:書籍・コミック
「20世紀少年」は今年「PLUTO」で「第9回 手塚治虫文化賞」の大賞を受賞された浦沢直樹さん原作のコミックです。
現在これらの作品を平行して執筆中です。 また、浦沢直樹さんは第3回でも、「MONSTER」で大賞を受賞されています。 私はその前の、柔道を扱った「YAHAWA」からファンになりました。 どの作品も登場人物の性格や育ってきた背景がとても細やかに描かれています。 特にこの作品は人の心の奥底にひそむ「悪」をリアルに描き、「正義」とはどういうことなのかを読者に問うています。集団に対して立ち向かうレジスタンスのような人々の苦悩が長く書かれていました。 そして、今「20世紀少年」はクライマックスを迎えようとしています。 アニメキャラの中で私が好きな人5本指に入るのが「矢吹丈」。 打たれても打たれても自分の勝利を疑わない。 「ケンジ」に今まで足りなかったものは闘志ではないでしょうか。 しかたがないからやるのではなく、「俺がやらなきゃ誰がやる」。 そんなかっこいいケンジを誰もが待っていたのではないでしょうか。 「銀河鉄道999」の哲郎が旅を通して大人になっていくように、彼にも長い年月が必要だったんですね。どちらかというとスナフキンのような格好ですが。 「血の大晦日」以降の彼の消息がはっきりとわかります。 カンナが主役になってから長すぎた感がありますが、やっと終息にむけて動き始めました。 ケンジファン必見の1冊です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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