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節約家計でバラ園生活

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ファイナンシャルプランナー&福祉住環境コーディネーターです。
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2013年05月07日
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朝ドラを観始めたのは、社会人になってから。
会社で昼食を食べていた部屋にテレビがあり、同僚が観ていたので何気に視聴し、それが終わると午後の仕事にとりかかる。それが習慣となり、結婚退社後もなんとなく朝か昼に観続けてかれこれ20数年。

とても印象に残っている作品、はね駒、ふたりっ子、ちゅらさんなどがありますが、録画してまで家族で毎日観たのはうちでは梅ちゃん先生からですね。
とくに「純と愛」は先の話がどうしても気になって、ノベライズを購入したり、「みんなの感想」に書き込んだりもしました。

スピンオフドラマを観たりしながら昨日の総集編を観るまでは、まだ余韻が残って気持ちが切り替わらないような感じでした。
今まで感じたことの無い自分のそんな感情に区切りをつけるために、検証して終わりにしたいと思います。

まず、昨日放送された総集編の感想。

良かったところは、

・前編では純のナレーション、後編では愛のナレーションと分割して今までの朝ドラにはなかった【主役が2人】の視点から語らせていたところ。とくに愛くんは眠っている状態で傍で語りかける純の言葉を聞きながら自分の思いを語っている演出なので、総集編ならではの見ごたえがありました。

・単純にカットした部分をつなげただけの総集編ではなく、後編の【狩野家】、【待田家】を別々にクローズアップしているところは、どれだけひどい家族関係がこういうふうに修復されたという過程は短時間でわかりやすかったです。

・またエンディングでは本編は【ねむり姫】の絵本の映像が流れましたが、総集編は純と愛の出会いからのダイジェスト映像で、これが映画のエンドロールのようでうれしかったです。

悪かった点として、

狩野家では正夫婦や善行の死をあまりカットせずにみせて思いが伝わってきましたが、逆に待田家は急に和解した感じが強くなり、最後に多恵子たちが苦しみから解き放たれる瞬間がなかったことが悔やまれます。

また時間の都合だとしても、別荘へ引っ越す前後がなく、愛が実家に戻った時の夫婦喧嘩やオオサキのメンバーが別荘へ訪ねてきた場面もありませんでした。

さんざん批判された部分、ウェディングドレスを汚したり、里や炎上の原因になったカップル、秋代さんからの提案、もあい、最後の決意表明は全てカットされていましたね。

それでも、私は総集編をみせてもらえたことに感謝します。

純はおじいや愛くんが「そのままでいて」と甘やかすから、成長せずに全然変わらないと批判されている方がいますが、【純な心をいくつになっても変わらずに持ち続けるためには、常に成長することが必要】だとこのドラマは伝えたかったのだと再確認しました。沖縄蔵出しスペシャルで風間さんもいっていましたね。

善行さんが春海さんに自分の気持ちを正直に伝えることができたのは、愛くんが純に「今こそ成長するときです」といい、純が父親と真摯に向き合ったからこそだと思いました。
たとえ春海さんに伝えるのが遅かったがためにきちんと伝わらなかったとしても、それがあったからこそ、善行さんは死に際に「生まれ変わったらお前のようになりたい。お前はそのままでいい」と思えるようになったのでしょう。

そして、数度にわたる挫折の中で、いつも純が過去を振り返らずに前を向いて自分の意思で進もうと決意したとき、必ず物事が良いほうに進みます。それを繰り返し見せつけられてきたからこそ、ラストシーンでは希望を見出すことができるはずと私は確信しました。

過去がどうであろうと、これからをどう生きるかは今自分がどう思って行動するかにかかっている
視聴者に丸投げという人もいますが、たとえハッピーエンド・バッドエンドどちらを描いても賛否両論出るのがあたりまえですから、視聴者の心の中で好きに描くというこの最終回私は嫌いではありません。
私は愛くんのまぶたが動いて目を開けたと思っていますが。

今までのドラマでは描かれなかった秘めている醜い内面をさらけだした登場人物は、役者が役に同化して見えるほど現代に生きている隣人のごとく鮮明に強烈な印象を与え、それを隠すことが美徳とされている日本人の感性に嫌悪感を与えたのかもしれません。

時計代わりの習慣として、また待合室などで本意ではなく見させられた方にとっては辛かったのも事実でしょう。
朝ドラのハートウォーミングドラマとしては不適格だったかもしれませんが、このドラマを最後まで放映できたのは制約が多い民放ではなく公共放送だったからだと思います。
たとえ少数でもこのドラマを観られて良かったと思う視聴者の1人として、このドラマの制作に携わってくださった皆さんに感謝したいです。
また、今後の朝ドラを含め公共放送でのドラマ制作のために、今回の賛否両意見が参考となってさらにすばらしい傑作が生まれるのなら、このドラマの果たした役割は大きいと考えます。

最後に、今放送中の「あまちゃん」も家族で楽しく視聴しています。
こちらは脚本家のクドカンさんが朝ドラ大好きだというだけあって、ツボを抑えて作られている分なるほどと思える演出が好評です。
私はキョンキョンと同学年ですし、長女とアキちゃんも年齢が近い。80年代の何もかもが懐かしいですし、いまどきの高校生はこんな風よねという感じて観てます。
こちらも今までの朝ドラにはない個性的な登場人物たちに注目して、最後まで見続けたいと思います。





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最終更新日  2013年05月07日 17時21分05秒
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