鹿山利明氏制作 カスタムナイフ 8丁出し(呼称 大八丁出)
鹿山利明氏制作の 8丁出ナイフ(参考) カスタムナイフ 8丁出しで 呼び名は、 大八丁出 と言われる物。 鹿山利明氏は,藤本ナイフ製作所(故藤本保廣氏を師に仰ぎ)でナイフ造りをはじめ、昭和62年カスタムナイフメ-カ-として独立。フォ-ルディナグナイフの完成度は世界的に有名です。東京ナイフ最後の伝承者です。東京ナイフと聞いただけでも こちらを振り向くあなた昭和20年代 ずいぶん遊んだ人ですね。(え 誰も知らない?)この品は,氏の代表作である大八丁の特注品です。元は,ブレードが大小2枚あるものを、登山用に小ブレードをのこぎりにしてあります。これにより,木はもちろん 濡れたロープなどにも対応できるように していただきました。各ブレードは,ATS34で錆びに強く切れ味にも定評があります。大きさは,ビクトリノックスより一回り小さく 携帯性の良い 大きさとなっています。使いやすさも 日本人にとって 抜群です。鹿山氏の製作ナイフは,ファクトリー物(大量生産物)とは違い、すばらしい 手作りによるもので 温かみが感じられる数少ないフォールダーです。とても愛着の湧く,日頃より使用したいナイフです。 参考鹿山利明 8丁出ナイフ(参考)ブレード長 : 53mm(大ブレード)ハンドル長 :83mm (折りたたみ時)ブレード鋼材:ATS34ハンドル材 : ブライアー系機能 : メインブレイド のこぎり 缶切り 栓抜き はさみ プラスドライバー マイナスドライバー リーマー(錐)重量 : 93gハンドルは、 ブライアー系 (やわらかく趣があり、パイプ等にも一番人気で使われている木)で、愛着の湧く木です。これ以外に ページでご紹介した 象牙 ホワイトパールなどのハンドルの すばらしいものがある。とても温かみのあるナイフで,一生使えるナイフです。ビクトリノックス等と比べ、安っぽさなど無く、小型・軽量で使いまわしがよく携帯にも便利です。 気軽な携行性でありながら 山のプロも持つもの。多機能タイプは 通常 愛着が出ないものが多い中このナイフだけは 例外の物。