テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:台湾
また少しお久しぶりになりました。
今日は珍しく少し真面目なお話をしてみます。 学校の「歴史」の授業が嫌いだった私。 恥ずかしながら、台湾に日本の統治時代があった事は、台湾に行って初めて知りました。 台湾で行ったお茶屋のおばちゃんに流暢な日本語で 「台湾のお料理はお口に合いますか?」と聞かれ 「美味しいです!」と答えると 「台湾は日本に統治されていた時代があります。だからお料理は日本の人の口にも合うと思います」 となんともサラリとおっしゃいました。 それを聞いて、とても申し訳ないような気持ちになりました。 日本はアジアの国になんともヒドい事をしてきた。 アジアの国々には今もって怨まれている。 謝っても謝っても謝りきれない。 そんな風に思っていた私にはお茶屋さんのサラリとした口調はほんとに意外なものでした。 何故だろう? と思いながら敢えて調べてみる事もせず、その後も台湾に何度か行きました。 その度に、ガイドさんに 「日本の統治時代は治安が良くなったのでよかった。だからその頃の建物は今でも 大切に残っています」 などの話を聞き、親日ぶりを肌で感じて帰ってきました。 何故だろう?とは思いつつ、きっと暖かい国の人独特のおおらかさなのだろうと勝手に納得していました。 今年の4月にある番組を見ました。 NHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」 第1回「アジアの“一等国”」 台湾の方の親日の理由がわかるかもしれない…そんな気持ちで。 ところが、、、見終わって愕然としました。 極悪非道な行動を繰り返した。 今も日本を許してはいない。 そして、あの失敗が今の日本を国際社会で孤立した日本を作ってしまった、と。 私が台湾で肌で感じた親日感はなんだったのだろう? 単に、私が客だったから? 本当は許せないくらい怨まれているのかもしれない。 そんな思いがズーンと頭の上にのしかかってきました。 ちょっと長くなりそうなので次に続けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 27, 2009 07:55:41 PM
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