テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:台湾
前の日記の続きです。
ところが、番組が終わってしばらくして、週刊誌の見出しなどであの番組は事実と違う!という文字を見ました。 やっぱりね。というか何だかホッとしました。 しばらくすると、この番組の裁判が行われることになり原告は一万人を超え多数の台湾人も含まれていると知りました。 NHKのホームページにはこの放送の説明がされていますがなんだか よくわかりません。 そして6月また台湾に行き、変わらず楽しい旅行を満喫。 今回は今までより少しいろんな人とお話したので、次回はもっと話したいなという気持ちになり 主人によさげなやつを選んでもらいアマゾンでDSの中国語のソフトを買いました。 学研 中国語三昧DS 自分の声を録音して、お手本と聞き比べてみたりできるんです。かなりよいですよ!(と言いながら最近サボってます) 「ついでに買っておいたよ」 “こんなのもおすすめ”って画面上に出てた本を買ってくれました。(アマゾンの思うつぼですね) 台湾人と日本精神(リップンチェンシン) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 近年、台湾では日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構”が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってしまった。本書では、「台湾には日本が今こそ学ぶべき“正しい日本史”がある」とする筆者が、「日本人よ、自信と誇りを取り戻せ」と訴える。小林よしのり著『台湾論』を巡る一連の騒動の中で、販売中止に追い込まれた「問題の書」を、この騒動についても大幅に加筆して緊急文庫化。 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 蔡焜燦(サイコンサン) 1927年、台湾生まれ。台中州立彰化商業学校卒業。45年、岐阜陸軍整備学校奈良良教育隊入校。終戦後、台湾で体育教師となるが、後に実業界に転身。 この本は、、目からウロコではなく涙です。 実際に日本の統治時代とそしてその後の数奇な人生を歩んでいる著者が 自分が生きた日本史をいつわりなく魂を込めて書いた本だと思います。 こんなにも日本を大切に思ってくれている人がいるんだと、胸を打つところが多々あります。 そして、今までの漠然とした歴史の感覚をひっくり返される気持ちがします。 機会があれば是非是非読んでみて下さい!! 正直、これまで戦前、戦中の日本をどこか不気味に感じていました。 お国のためといいながら命を捧げる人々、戦争万歳と言わなければ非国民と言われる時代。 将軍様万歳のどこぞの国と変わらないんじゃないかとさえ思っていました。 今は自由でなんでもできるしどこにでもいける。こんな幸せな時代はないと思っていました。 ただ、この本を読むとその時代を精一杯生きた人達がいてむしろ不気味なのは今の日本なのかもしれないと思ってしまいます。 この本の中で紹介されている本を立て続けに読んでみました。 街道をゆく(40)新装版 新ゴーマニズム宣言special台湾論 そして今読んでいるのは、こちら↓ 李登輝学校の教え 読んでみて感じたのは よその国を植民地にするなんてことは、どう考えても「悪」なのだけれど、 台湾に渡った日本人の中には、人間として素晴らしい人達もたくさんいて 精一杯の仕事をして、その人達の事を忘れずにいてくれているのだろうと思います。 受入れてくれた台湾の懐の深さにも感動します。 台湾の事を知ろうとして思いがけず昔の日本の事を少し知る事が出来ました。 もっと知りたい、とくに現在の礎になっている近代史のことを、と思います。 日本では敗戦のショックでなくしてしまったものを台湾では受け継いでくれていて 台湾を見ると昔の日本の素晴らしいところを垣間みられる気がします。 台湾のいいところをたくさん吸収して、少しでも日本に取り戻せるように。 また旅行に行きたいなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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