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カテゴリ:ドラマ系の感想
『北前船始末(前編)』
内容 蘭学の勉強をする章(窪田正孝)は、 天游(蟹江敬三)から“医者としての技”の勉強開始を告げられる。 でも、、やっぱり、薬の届け物。。。。 悶々としたまま長屋に向かった章であったが、 そこで住人のひとり・おしん(松田文香)から 病気の少年を見て欲しいと言われるのだった。 まだまだ、医者とは言えぬ章は、断るが、それでも頼まれたことで 少年を診てみることに。 すると、、、痘瘡(天然痘)の可能性を示唆する章。 結局、天游が駆けつけ、水痘(水ぼうそう)であることが分かり、一安心。 しかし、章が不用意に“痘瘡”と言ったため、長屋は大混乱。 そのことで、天游から、厳しくしかりを受ける章。 『患者を怯えさす医者は、医者とはいえん』 ショックの章だった。 そんななか、赤穂屋(芦屋小雁)から、けが人を診て欲しいと頼まれるが、 『ケガ』とはいえ、診ることが出来ない章。 天游が北前船『弁天丸』船頭・卯之助(苅谷俊介)を治療して事なきを得る。 話をするウチに。実は、卯之助にはおゆき(畑未夢)という孫娘がいて、 左近(栗山千明)に預けていたことがわかってくる。 『在天』と関わりのある人物だった。 ケガの状態だけでなく、怪しい男達が卯之助に近づいたことで 卯之助が運んだ積み荷のことで何かがあるとにらむ左近と若狭(池内博之) その一方で、おゆきが高熱を出し寝込んでしまう。 看病する章。。。。。。 敬称略 今回は、前後編の前編なワケですが。 そんな雰囲気は、ありませんよね。 どちらかと言えば、章の医師修行開始!!! そんなお話である。 そのお話に、北前船に関わる事件発生! このあたりが、結末にどうリンクしていくのかが、 今のところ、よく分からない状態だが。 ま、、、北前船の方は、『ネタフリ』としても描けている方だ。 最終的に、誘拐事件も発生したしね! もしかしたら、『天然痘』ということからも 『少女』に意味があるのかもね!! いや、、そうでなければ、意味が無いんだけどね(苦笑) ということで、今回のメインは、『医師修行開始』である。 はじめに、戸惑いながらも、『見立て』を行い大失敗! 『軽々しく痘瘡と口にしたことはけしからん お前は、患者の前で言うたそうやないか どれだけ怖い思いをしたか分かるか 患者を怯えさす医者は、医者とはいえん 誤診をしたこと以前に、 患者を怯えさせ、長屋を混乱に陥れたことを怒られる。 ショックを受ける章を さりげなく、お定(萬田久子さん) 『間違えは、誰にでもある 医者にとって一番大切なのは、己を捨ててでも 人を救おうとする気持ち』 勉強を開始する章! その甲斐もあってか、次の時には、 『もしも天然痘なら死ぬ』というのもあるのに、 章は、少女を診る 医者修行開始の物語としては、 章の気持ちの変化も含めて、見事に描ききったと言えるだろう。 この起伏こそが、ドラマであり、 この主人公の成長が見て取れる部分。 『医師』 その事を、知り始めた章の物語。 細かいネタフリも気になるが、 結構、面白く見ることが出来たと思います。 まぁ、、、 サクセスストーリーの始まりですね。 おゆき『ありがとう、先生』 ベタだけど、かなり上手くまとまっています。 しっかし、今回の物語って、『緒方洪庵ものがたり』としては、 本当の意味で、ものがたりの開始ですよね。 青年医師 と言う感じがあるだけでなく、窪田正孝さんの表情もあり 30分弱のドラマに、上手くまとめきった印象が強いです テンポも結構良かったし。 お見事でした。 でも、これがネタフリだもんなぁ。.. ネタフリでコレだから、次回への期待が高まるばかりです。 これまでの感想 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月06日 19時07分42秒
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