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カテゴリ:ドラマ系の感想
『盲目の恋』
内容 ピアノ教室に通い、良い成績を残していた少女・高津美央子。 ある日の夜、帰宅途中。トラックから妙な声を聞く、、 気になり、近づくと、 トラックの中に閉じこもってしまった倉木麗奈だった 麗奈を助けた美央子。 そして、10年後、親友であり、ピアノのライバルとなった二人。 高津美央子(黒川智花)倉木麗奈(磯山さやか)は、同じ音大に進んでいた ある日、好きな人が出来たと麗奈に告白する美央子。 でも、その相手は、麗奈の彼・佐伯岳人(平方元基)だった! その後、開かれたピアノコンクールで麗奈に負けた美央子。 恋だけでなく、ピアノでも敗北。 もし、あの時、助けなければ、、、自分が一番だったかも、、すべて違ったかも。 そこへ、謎の男アンリ(田中直樹)が現れる。 10年前の“時”にリセットできるという。 “リセット”を選択した美央子。 麗奈を助けなかった美央子であったが、結局、ピアノでは一番になれなかった。 でも、恋人は、岳人。 それで良いと思った美央子であったが、 岳人は偶然にも盲目となっていた麗奈と出会ってしまい、 麗奈の心に、岳人は惹かれていく。。。 しかし、その姿を見て美央子は暴走をはじめ、 岳人から別れを告げられてしまうのだった。 全てを失った美央子は、自分の目を。。。。。。 コレで麗奈と同じ。岳人に愛してもらえる。だが、岳人は。。。。。。 絶望感に包まれる美央子。 そこへ、ふたたびアンリが現れるのだった。 敬称略 『私は私だけの道を行く』 今までのお話の中で、最も、絶望的なお話かもしれません。 リセットをして、同じ結果になれば、 それは、リセットに意味は存在するような無いような状態で、 ドラマとしてのオモシロ味はあるが、 そこにある『人間』というのは、変化が見えないような印象となる。 だが、今回は、リセットをして、暴走し、 その暴走は、最後まで残ることになった。 その結果生まれた、究極の絶望感。 ドラマとしてのオモシロ味だけでなく、 人間性の崩壊という、もう一つのオモシロ味まで見た感じだ。 実際、この2つの部分が、このドラマの面白さである。、 そしてシチュエーションの変化を表現してきたドラマにとって、 キャラの表現というのは、二の次になってきたのも事実なのだ。 だが、その両者が両立した時、 ふたたび、次の世界、、いや、結末を紡ぎ出すことに成功した感じである。 見えなかった『リセットの闇』 善や悪という人生の崩壊だけでなく、人間性の崩壊なのかも知れません。 ただ、1つ気になったのは、暴走と言う事で結末があるのであるが、 そこに『視覚』を『聴覚』という置き換えだけで、 結末を描いていることであろう。 音というのは、空気の振動であるわけだから、 それは、聴覚だけでなく、触覚などにも反応するはず。 そこだけは、どうしても、中途半端に感じてしまった部分である。 それと、最後にもうヒトコト。 今回のお話。考えすぎかもしれませんが、 なんか、、偏見、、、、を感じるんですけどね。。。。。 ハッキリと分かる感じではないんですけどね。 これまでの感想 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月10日 17時32分33秒
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