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カテゴリ:ドラマ系の感想
『亡き妻の秘密
『亡き妻に捧げる犯罪…残された夫の疑惑とは? 内容 あや(名取裕子)がよく行く商店街で 万引きの常習犯・瀬名昭彦(曾我廼家文童)が捕まる。 そして後日、その男・瀬名があやの元に送致されてくる。 2ヶ月前に、妻・美江子(服部妙子)を病気で亡くし、 そのころから万引行為が始まった。孤独感を紛らわせるため。。。。。 反省の態度が見られることから、不起訴処分とするあや。 だが、商店街で見かけたあやは、どうしても気になり瀬名の家を訪れる。 すると、昼間だというのに飲んだくれていた瀬名の姿!! 瀬名を叱責したあやであったが、そんなとき、一枚のレシートを出してくる。 瀬名の話では、妻には生前男がいて、万年筆を送ったようだと言い出すのだった。 しかし、あやは、庭がキッチリ手入れされていることから、 “主婦の勘”で、勘違いだというのだった。 レシートを持ち、あやが店に向かうと、 美江子が誕生日のプレゼントのために限定モデルの万年筆を買ったことが分かる。 すると、そこに、成増刑事(寺嶋進)と池内刑事(益岡徹)がやってくる。 数日前、神社の石段で発見された証券会社社員・小野原義雄(石田登星)の遺体。 手口から成増は、オヤジ狩りの可能性を考えていた。 その現場には、なぜか同じ限定モデルの万年筆が残されていたのだった。 あやは、被害者の誕生日が、美江子が買った日の2日後ということで、 何かがあると、『主婦の勘』で関連性を疑うが、成増たちは関係ないと言い切る。 そんななか、娘・りん(脇沢佳奈)から、“ニットカフェ”があると聞かされ、 毎週のように家を空けていたのが、美江子の趣味だったことが分かってくる。 そのうえカフェの友人の話から、荒木ちとせ(仲村瑠璃亜)と言う少女と 仲が良かったことが分かり調べていくと。。。 両親の離婚により、ちとせは施設で暮らしていた。 敬称略 どうしても、施設を出なければいけない。 別れて暮らしているとは言え、父に相談したちとせ。 が、、、返ってきた言葉は、、 『恥をかかせるつもりか』 苦労して、アルバイトし、お金を貯めて買ったプレゼント。 それさえも受け取ってもらえなかった。 『あんな父親死んで当然ジャン でも話を聞くウチに、そこに隠れたちとせの優しさを感じ取るあや。 って感じですね。 今回、かなり凝っていますよね。 まぁ事件モノのドラマとしては『あやの勘』が、絶好調すぎて、 その部分の強引さはあるんですけどね(笑) でも、それがこのドラマの“味”であるのだから、 気にする必要性はないだろう。 さてお話は、 そんな、父と娘のこわれた親子関係と その一方で、妻を疑う夫という、、妻が死んだあとこわれた夫婦関係。 その2つの話。。。孤独を感じていた二人が、巡り会うお話だ。 こわれた2つの家族が、新しい家族を生み出したという。。。 少女に託されていた遺言のようなノートも良い感じですよね。 勿論、真犯人達も気持ちも、、、、 残り時間を分かっていた。。。と、 そんなことも感じさせるのも、面白い部分で、 ちょっとした感動的な部分でしょうね。 彼女の存在こそが、妻が残した遺産とも言えるのでしょうね。 にしても 今回も、成増との関係は、メチャクチャでしたね。 でも最後には“勘”を理解しはじめるなど、 2人の事も、事件の中の緊張感や、オモシロ味であるとともに、 徐々に築きあげられていくのも、 連ドラとしてのオモシロ味でもありますよね。 事件の中で、かなりの疑いがあるのが、 まさか、“勘違い?”と思わせるミスリードにもなっています。 このドラマにとって、こう言うのって久々ですから、 勘の凄さはともかくとして、 物語を面白くしているのは確かでしょう。 これまでの感想 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月07日 20時57分46秒
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