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カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺人スクープ』
内容 あるマンションで、女性の死体が発見された。 そこになぜかやって来る、 所轄の渋谷西署の山井大輔、森脇秀樹(大浦龍宇一)の2人の刑事。 警ら中だという2人の刑事は、殺人現場にいた青柳(吹越満)は逮捕する。 被害者は、宇佐美ゆき(菅原禄弥) ゴシップネタやスキャンダルを書く記者だった。 現場のパソコンから青柳の指紋が検出され、データはすべて消去されていた。 これといった容疑者が浮かばないため、所轄の森脇らは青柳を容疑者とした。 青柳の相棒の矢沢(田口浩正)は、3日前、食事中にゆきと出会っていた。 何らかのことで、もめていたようだったという。 ゆきの仕事を考え、元覚醒剤中毒者だった青柳の恋人・垣内妙子(遠藤久美子) についての記事を書こうとしていたのではと、考えはじめる9係の面々。 矢沢、浅輪(井ノ原快彦)小宮山(羽田美智子)村瀬(津田寛治) そして係長の加納(渡瀬恒彦)らは、所轄の捜査とは別で捜査を開始する!!! すぐに青柳と連絡が取れないと、矢沢に連絡をとってきた妙子。 妙子には仮眠中だと矢沢はウソをつくのだった。 村瀬と小宮山は、ゆきが残していた警察のゴシップ記事の情報が 明らかに詳しすぎることに気付く。 一方で、青柳が言っていた現場のたばこのニオイが気になる加納。 隣室の男・中川洋によると、ゆきには男がいたよう。ケンカをしていたという。 もう片方の隣室の女性・寺西晴美(根岸季衣)もまた、男を見たと。 青柳ではないことは、わかってくる。。。。 そして早瀬川による、被害者の肺に残っていたたばこの分析結果から、 青柳以外に、もう一人いたコトは、断定されるが。。。。。。 そんななか、青柳の取り調べで、妙子の名前を出すなどをして 自白を求めてくる森脇刑事。 その一方で、青柳の元相棒の刑事・菊池高志や、西村三郎から、 自らがゆきに暴露されたのは、警察関係者による内部告発ではと知る。 どうしても、青柳が何かを隠していると考え、説得に向かうの矢沢だが 青柳は“何か”を示唆するだけ。。。。 すると加納が、取り調べ調書の中の矛盾を指摘したことで、 ゆきにより告発された刑事達と青柳の関連性が浮かび上がってくる!! が、加納は、もう一つ、どうしても気になっていたことが。。。。。 それは、外部から持ち込まれた凶器の包丁。 敬称略 殺人現場で見つかったのは、青柳刑事! 不自然に駆けつける、所轄の刑事に逮捕されてしまう!! 調べていくウチに、被害者と所轄の刑事が行っていたこと。 刑事の暴露話だけじゃなく、事件をでっち上げて記事を書く。 ワナにはまったかに思えた青柳であったが、 そのウラで、もうひとり冤罪により、亡くなった1人の男性がいた。 まぁ、そんなお話だ。 今回、面白いですね。 シリーズ上、傑作に値するお話ですね。 もちろん、いくつかのミスリードは、バレバレの部分はあるのだが、 キッチリと、青柳を救おうとする9係というだけで、 1つの刑事モノとしての物語は成立している。 そこに、9係の面々のキャラをシッカリ描き、 青柳&矢沢コンビを見事の組み入れた。 そして、加納&浅輪、村瀬&小宮山。。。と役割分担である。 まさに、この捜査の形こそが“9係”ですよね。 妙子さんとの関係も、上手く描けているしね! 物語の方も、一転二転と、飽きさせない展開。 加納係長が、いい味でみんなを導き、物語を動かしていく! ほんと、素晴らしいですよね。 やっぱり、キャラが立っている物語は、面白いですね。 ようやく、本来の“9係”を見たような気がします。 これまでの感想 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月29日 21時59分39秒
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