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カテゴリ:ドラマ系の感想
『疑惑の被害者!四つの名前を持つ男の謎』
内容 スポーツジムで、会員の男(田村亮)の遺体が発見される。 マリコ(沢口靖子)が見たところ、頭を鈍器で殴られたあとがあった。 土門(内藤剛志)が、ジムの受付・小野寺に聞いたところ、 名簿によると、被害者は高山信夫。 大阪に住んでいるのだが、仕事の関係でジム付近にやってきていると分かる。 どうやら、ジムに寝泊まりし、仕事場に通ったいたよう。 一方、マリコ、乾(泉政行)が、監視カメラを見てみると プールサイドに入ってきた時には、すでに殴られているのかふらついていた。 すぐに、大阪の高山宅に向かった土門。。そこには、高山信夫が住んでいた! 以前、保険証を落としたことがあったと言う事で、それを利用したと思われた。 科捜研では、被害者を通称“アンクル・ジム”として、分析を開始。 着衣には、塗料そして、猫の毛。靴底からダリアの花粉、琴鳴海岸の砂の成分。 また早月(若村麻由美)の解剖で、 歯の治療痕から過去にかなり高額の治療がされていた! デパ地下などでも目撃情報。 店の店員・瀬田義明によると、試食品をただ食いの“タダのさん” そんななか、塗料が付着したと思われる公園が判明する。 公園の土壌や血痕が付着していた石などから、殴られた公園と断定される。 一方、公園で拾われた駅のコインロッカーのカギ。 土門がロッカーを特定し、遺留品を分析。 ようやく、ホームレスであることが判明する。 土門が、ホームレスのテツ(佐藤正宏)大助(ジジ・ぶぅ)らに話を聞くと 3年前、フラッとやってきた被害者。訛りから富山出身だろうという。 身なりが良いため“吉田社長”と呼んでいたということだった。 が、あるとき、 ボランティアで炊き出しをしている森川みどり(黒川芽以)に会ってから、 突然、吉田社長の姿が見えなくなったよう。 ジムの利用をはじめたのが、ちょうどそのころと言う事で、 みどりが働く花屋に向かったマリコと土門。 被害者をリサイクル会社の社長と話すみどり。 また店頭にダリアがあったことから、繋がりがあると感じ始める。 そのころ、被害者が残したワイングラスに佐久間部長(田中健)の指紋が検出。 事情を聞くと、雑誌編集長の滝沢のパーティに関係があるかもと。 すると、被害者がいたコトが分かってくる。 と同時に、ホテルで置き引きがあったことが判明する。 付近の質店などを聞き込んだところ、置き引きした物品を換金していた! そしてまもなく、富山の歯科医師会の情報で被害者が“森川和弘”と判明する。 娘の名前は、“みどり”!? マリコと土門から事情を聞かれたみどりは、ほんとうは“慧”で人違い。 だが。。。 敬称略 身元不明に遺体が見つかった。 まもなくホームレスと分かるが、 その男が、よく通っていた花屋の店員のことを“娘”のように思い、 気持ちの応えて、店のために資金集めを始めるなか事件に巻き込まれ。。。 ま、、そういうお話である。 でも、これでも、上手く言い表せていない感じですね。 今回は、かなり複雑。 誤解を利用して、つけ込もうとしてしまった女 とか、 ホームレスのクセに、大金を持っている!という男 とか、 かなり複雑に気持ちが交錯しているドラマですね。 結局のところ、 娘の面影と重ねた男が、トラブルに巻き込まれただけ。ッてことなんですけどね。 が、あまりにも、切なく。。 ドラマとして、奇妙なオモシロ味のあったお話だったと思います。 何と言っても、身元不明というだけでも面白かったのに、 その男を陥れようとする人間の多いこと!(笑) でも、こういったお話も面白いモノですね。 まさに推理ゲームという感じでしたし! 途中、いくつかのミスリードも存在したしね! 単純な物語が多い“科捜研”だからこそ、 思い切ってミステリアスにすれば、こんなお話になると言うことである にしても これだけの事件事実を並べて、よく分析しましたよね。 そのうえ、人物描写の描き込みもすごかったし。 かなり面白かったと思います。 そういえば、数年前。。。シリーズ上、屈指の物語も こんな感じでしたね。 真犯人はきっと、この人だろうという感じなのに、 最後の最後まで分からなくしていて。。。。 ふと。思い出してしまいました。 これまでの感想 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話2hsp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月21日 17時31分16秒
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