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カテゴリ:ドラマ系の感想
『去り行く者』
“去り行く者~苦悩…ベテラン社員二者択一のリストラ 内容 芹沢陽子(田中美佐子)の要求に応じ、村上真介(坂口憲二)は、 すでに陽子がリストラ候補から外れていると告げる。とりあえずひと安心の陽子。 が、、どうも、陽子は。。。。 そんな中、村上は高橋(堺正章)の友人・大西晋(伊武雅刀)が代表を務める “ファイトミュージック”の案件を任されるのだった。 創業以来大西を支えてきたふたりのプロデューサー 破天荒な黒川明彦(中村育二)と生真面目な石井正人(田中哲司) だが、価値観が異なりすぎて、最近ではケンカばかり。 音楽業界にも不況が押し寄せているため、どちらかひとりをリストラしたい。 そういうことであった。 いったい、どちらを。。。。 まずは、所属アーティストにアンケートを採ることにした村上 そしてついに、ふたりへの面接の日を迎える。 川田(吉田桂子)をアシスタントにして、 様々な質問をする村上であったが、マイナスと思われる部分を突いても、 上手く答えていくふたり。。。そのうえ、説得力、納得度も高かった。 コンスタントに売り上げを上げるアーティストが重要という石井。 感動を売っていると言う黒川は、 溢れるような才能と、血のにじむ努力と、客への愛に意味があり、 トコトン向き合ってアーティストには愛を注ぐことが重要だという。 完全に正反対のふたり。 が、、、アンケート結果を踏まえ、村上は、1つの答えにたどり着く。 敬称略 最後のアンケート。。。 『プロデューサーが移籍したら 契約条件が同等なら付いていきますか 結果は明らかだった。 『音楽プロダクションの一番の財産がアーティストであるとすれば その心をつかんでいるのは、黒川さんです。 対する、石井さんは数字としてみています。 これは、お二人の仕事が他人の人生と向き合うことだと思った 私なりの結論です。』 ま、、、そういうことだ。 『人材』という部分を、面白い切り口で描いたお話ですね。 両者ともに正論。 でも、、会社の性格上、導き出す答えは1つしかない。 例え、苦渋の決断であっても。。。。。 タダのリストラ会社のお話だと思っていたら、 まさかの、人情話ですね。 正直なところ、 こういった描き方をするとは思っていなかったので、 普通に驚き、、少し、、、納得したお話だったと思います。 一応、小ネタからアンケートに。。。と 思った以上に良い流れでしたよね。 しかし、気になった部分もある。 主人公がリストラをするのを悩んでいると言う事である。 そう、一瞬だが、リストラ自体に悩んでいるのだ。 ホントは、どちらをリストラすべきかを悩むべきじゃ?? わずかに、ブレちゃって。。。。言い回しのミス、、かな。 そのうえ、年上の姉さんに恋する主人公。 これも必要なのかな??? リストラ話だけでも、良い感じなのに。。。。。 それとも、なにかに関わってくるのか???? とはいえ、そんな、『気になること』も気にならないくらい、 悪くないお話だったと思います。 いや、、こういったお話を想定していたので、 やっぱり、こういうお話だよなぁ。。。と 一人で勝手に納得している私である。 それにしても、ラストのあの泣いているオッサン二人は、、、 なんだか、感動的。。。 これまでの感想 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月23日 22時54分33秒
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