『事変』
内容
新撰組は“池田屋”を襲撃した。
遅れて駆けつけた市村鉄之助(須賀健太)は、
沖田総司(柳下大)が、吉田稔麿(荒木宏文)に苦戦するところに出くわす。
“あなたの答えを見つけた下さい”と、沖田に促されるが、
宿敵である稔麿の前に、体が動かない鉄之助。
するとそこへ、山崎烝(榊原徹士)が加勢に入り、窮地は脱したが
まったく体が動かない。。。。
と、、、山崎が稔麿にやられながらも力をふりしぼり、鉄之助を鼓舞
“いつまで死んでんだ、市村!”
ようやく目が覚め、親の敵討ちも含めて、稔麿と対峙をはじめるのだった。
だが、あまりの強さにひるむ鉄之助。
そこへ近藤勇(遠藤章造)が助力し、一気に立場は逆転する。
追い詰めていく鉄之助だが、瀕死といえど稔麿の気合いは鉄之助をひるませる。
そんなとき、、、沖田が現れ、ついに、決着が付くのだった。
しかしその現場に北村鈴(野村周平)が。。。。。。。
そのころ、
池田屋の報告を真夜(大塚シノブ)から受けた桂小五郎(ユキリョウイチ)は、
稔麿が始末されたと知り、安堵していた。。。。
敬称略
ついに、池田屋事件である。
ま、細かいことはとやかく言うまい。
ひとりの少年の成長物語としては、
そこそこ描けていた感じだ。
実際、細かいことを言い出せば、
“キャリアの差”というのが、ありすぎて目移りしているのも事実。
が、そこを感じさせないように演出がなされていたこともまた事実。
そう考えれば、
史実を取り入れながら、
若手俳優が頑張る作品としては、良くできていたと思います。
魅せる演出は、見事だったんですよね。。。ほんと。
少し気になってしまったのは、
序盤の展開に比べれば、後半は話を繋げようとするために
少し引き延ばし気味な部分があったことでしょうね。
とはいえ、
気にならないくらいかな。。。
それ以外の部分で盛り上げてもいましたし。
大満足とは言いませんが、
全体として、そこそこ満足、、、くらいでしょうか。
これまでの感想
第九話 第八話 第七話 第六話
第五話 第四話 第三話 第二話 第一話