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カテゴリ:ドラマ系の感想
『夫婦が必死で守りぬく物置小屋で火事が発生!
理想の家族に隠された悲しい過去とは…!?』 “死者からの脅迫!京都嵯峨野盗まれた妻の秘密!! 内容 京都市内で、造園業を営む高山昭夫(伊庭剛)の自宅にある物置小屋が 半焼する火事が発生した。 小屋の外に灯油のしみこんだ布が見つかり、放火と思われた。 消防車の到着前に、高山と妻・かおる(古村比呂)が消火し、延焼は免れた。 刑事課は、放火事件として捜査をはじめるのだが、 “高山かおる”という名前に反応する洋子(櫻井淳子) 最近ボランティアをはじめた施設で、かおると知り合ったということだった。 おみやさん(渡瀬恒彦)に付き添ってもらい、見舞いに行った洋子。 すると、そこには町内会からの見舞金を持ってきた近所の主婦がいた。 その見舞金の封筒の中に“ワシヅケイスケ”と書かれた封筒があった。 “鷲津”の名前に反応するおみやさん。 それは、、 連続女性恐喝逃亡事件の犯人の名前、、 鷲津啓介(浜田学)だった。 8年前、女性との情事を隠し撮りし、女性を恐喝していた男がいた。 被害額が3000万にのぼり、警察は追跡するが、それを振り切って失踪。 当時、鷲津の部屋に踏み込んだ警察は、大量の血液反応を発見し、 共犯の佐川富士夫(恒松勇輝)も失踪していたことから、 警察は、鷲津が佐川を殺したと考えた。 “ワシヅ”は同一人物なのか?それとも、、、同姓同名なのか? 認知症の姑・サキ(花原照子)を訪ね、献身的なかおるが 何か隠しているわけがないと洋子は言い張るのだが、 おみやさんは、希望的観測だと断じる。 そんななか、高山家の周辺を聞き込みをするおみやさんと洋子は、 妙な噂を聞くのだった。。息子の健人(渡邉甚平)が放火していると。。。 学校へ向かったおみやさんと洋子は、担任の教師から健人について聞くと。 8年ほど前、両親が不仲で、一時的に別居。 そのうえ姑・サキとかおるが、折り合いが悪く、かおるが家を出たことがあった。 その時の心の傷を引きずっている可能性があり、不登校になっているようだと。 話を聞いたおみやさんは“8年”と言う事を重視する。 鷲津が失踪したのも8年前。 大工の話でも、物置小屋は8年前に建てられている。 そして、かおるが健人に対し、執拗に近づくなと叱っている。 なにかがあると考えはじめるおみやさん。 洋子は、かおるが元被害者であり、、恐喝に遭っていると言うが おみやさんは、問いかける。 では、いったい、誰が放火したのか? そして聞き込みの最中、高山本人が鷲津を知っているようだったのは。。なぜ? やがて、高山たちが、何者かの恐喝を受け、金策していることが分かり。。。。 敬称略 とある物置小屋でボヤが発生した。 そして送られてくる、、、迷宮入りした犯人の名の脅迫状 持ち主の夫婦は、必死になって自力で消火をしていた。 何か“秘密”が、、小屋にある! おみやさんは、そう考え。。。。。。 ま、そんなところですね。 恐喝の元ネタのための夫婦の不仲などを子供の変化などで表現し そのネタから、殺人事件と、、、、ボヤに繋がるのだから、 事件が事件を。。。。 責任と後悔。すべては物置小屋の下に眠っている! 共犯者となることで、 バラバラだった夫婦が、1つに。。。。 皮肉な結果ですね。 細かい事件云々よりも、事件が事件を呼んだ展開や 歪んだ人間関係が生み出した犯罪と矛盾 サスガに刑事課が資料課の指示で動き過ぎなのは、ヤリスギですが 最終的な、もう一つの秘密。。。。 捻り過ぎな雰囲気はありますが、意外なオモシロ味になっていましたね。 家族愛 間違ってはいるが、ドラマとして面白く、良いお話だったと思います。 これまでの感想 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月23日 17時45分06秒
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