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カテゴリ:ドラマ系の感想
『月ノホタル』
内容 山奥で1人“月蛍”の研究に没頭する竹内光太郎(松重豊)を女性が訪ねてくる。 別居中の妻・姫子(霧島れいか)だった。 結婚を申し込まれたので離婚がしたいと言う事だった。 待ってくれと言う光太郎に、 幻の生き物だとか、そういうコトより現実を見て欲しいと訴える姫子 そのとき、、、家の外で大きな物音がする。 すると、、、光を発する筍が。。。。。あった。 気味が悪いので、燃やせと言う姫子 だが、そおっとして置こうと、、、光太郎は、観察を始めることに。。 その後、本格的に出ていく順部を進める姫子を、光太郎は引き留めず、 自分の研究に没頭していた。 そんな光太郎に苛立ちを覚える姫子。 だが。。。。。。それでも光太郎は、月蛍に。。。。 敬称略 かなりのファンタジーですね。 初めは同じ道を歩んでいたはずだった夫婦 だが、いつの間にか、現実が見え、ふたりはバラバラになっていく そんなとき、奇跡が。。。 って感じである。 最終的には、『奇跡』と言えばいいのかが、少し微妙ではあるが ただ、 その瞬間、わかり合えないようになっていた2人が、わかり合えたのは事実で。 そう考えれば、、、その後も含め考えれば、 ひとつの出会いが生んだ奇跡と言えるのかもしれません。 雰囲気は、良い感じなのである。 だが 全体として、ファンタジー要素が強いのは良いのだが、 どうも、途中で、どちらが主人公なのかが、少し曖昧な感じになっていたのが、 ドラマとしては、奇妙な印象を与えてしまっている。 夫が非現実とすれば、妻は現実となるが 表現として、逃げている印象もあるだけでなく、現実が現実に見えないため どうも、どちらがどちらなのか曖昧な感じ。 そのうえ、途中で、きっとよりどころになったであろう『子』を入れているが、 これにしても、理解できないことはないが、あまりに唐突。 お互いにもう1歩の気持ちが曖昧であるため、 そこにある展開と答えを曖昧にしてしまっているような気がします。 悪くはないが、 どちらかに偏らせれば良かったんじゃ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月10日 22時35分27秒
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