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2010年07月10日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『私あとどれ位生きられますか?命と恋…そして家族』

内容
橋本太一(林遣都)は、大学の校舎の屋上で、、、思い出していた。
1年前のことを。。。。峰岸美丘(吉高由里子)と出会った日のことを。。。

友人の笠木邦彦(勝地涼)や北村洋次(夕輝壽太)とともに、
ふと、校舎の屋上を見上げると、、、屋上の淵に“彼女”がいた。
まさか、、、自殺!?
駆け出していく太一は、、高所恐怖症にもかかわらず、
“彼女”を抱き寄せて引き留めるのだった。
すると、笑顔で。。。。。“私が自殺なんかするように見える?”と。。。
それが美丘との出会いだった。

“手すり1つ超えただけで、世界が変わる”

思わぬ言葉に、衝撃を受ける太一。。。


そのころ、美丘の母・佳織(真矢みき)は、
娘・美丘の主治医の高梨宏之(谷原章介)のもとにいた。
普通の大学生と変わらないように見える娘。。。なのに、、、死ぬ?
でも、、高梨は答える。
“お嬢さんも病気は、ゆっくりと、しかし確実に進行しています”


そんななか太一は、
友人の五島麻理(水沢エレナ)や佐々木直美(中村静香)から
美丘の評判があまり良くないと知る。
たしかに、、行動が、、何か人とは違う。。。。
でも、何か惹かれるモノを感じ始める太一。

数日後、麻理と誕生日に会う約束をしていた太一は、
プレゼントを買おうとしていたところ、、、そこにデート中の美丘が現れる。
デート相手を放り出し、太一の買い物につき合うと言い出す美丘。
その強引さに戸惑いながらも、
まるでデートのような楽しい時間を過ごす太一。。。。

やがて、高梨のもとを診察に訪れた美丘は、問いかける
“私、あとどれくらい生きられますか?”


敬称略


公式HP
http://www.ntv.co.jp/mioka/


石田衣良さんが、原作。。。当然未読。


ということもあるが、ちょっと詩的な印象の作品

そのなかに、生と死。。。時間をセリフの中に。。。これでもかっ!!

と、、、連呼。
わたし的には、、、まぁ、そんな印象のドラマである。

簡単に言えば、“ベタ”ですね。


“方向性”が見えているので、
よっぽどのことがない限り“感動作”となるのだろう。

そんな“絶望的状況”がありながらも、

必死に自分なりに生きていく姿。
短い時間の中にある“愛”を描く。。。ということのようだ。


ただまぁ、俳優さんや、セリフはともかく。
既視感が強い感じの、、、昔ながらのベタベタな物語である


あくまでも、既視感を感じすぎている私的な印象であるが、

際だつ“何か”、惹き付ける“何か”が無ければ、
石田衣良セリフと、病と、、生と死のシチュエーション
そしてそこにある恋バナだけで感動するという
既出の作品とあまり代わり映えのない物語となってしまうかもしれません

たとえ、音楽が、“誰”だったとしてもです。

こういった作品も、タマにはあって良いと思いますので
それはそれで良いとは思うのですが、

映画などで良くある、
俳優を変えただけの焼き直しドラマならば、
私の場合。。。“ただの反則ワザのドラマ”と断言しちゃうかもしれません。


個人的には、石田衣良さんの“必殺セリフ”よりも、
吉高由里子さん、林遣都さんなので
“演技”で魅せて欲しいのですけどね。。。。。

表情だけで、十分勝負できると思います。

ってか、もったいないと思います。






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最終更新日  2010年07月11日 07時55分26秒
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