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カテゴリ:ドラマ系の感想
『弁護側の証人』
“夫を二度殺した女!?消えた証人 内容 ある日のこと、鶴岡(近藤芳正)と冨田(松尾敏伸)がもめていた。 先日、裁判員裁判で、死刑判決が出た事件について、気になるという。 事件は、半年前に発生した。 サラリーマンの宮崎康文(大西信満)が、路上トラブルで 全く面識の無い無職の男・井上隆男(長谷川博己)に刺殺されたのだ。 裁判員たちの判断により、被害者がひとりであっても、 反省が全く見られないこともあり、、、死刑判決が出たのだった。 ただ、一審の弁護人は、控訴審で判決が変わる可能性を井上に説いたのだが、 井上は控訴を拒絶。 冨田は、三審制であるのに一審で確定してしまうことを危惧を抱き、 佐原(田村正和)に、、、判断して欲しいと考えたのだった。 訴状を読んでいた佐原は、妙なことに気づき、冨田とともに井上に接見。 井上が、説得しても、控訴するつもりは無いという。 だが佐原は、面識が無い人間を、なぜ執拗に刺したのか?に疑問を感じ、 国選弁護人となり、控訴することを決めるのだった。 井上の拒絶さえ、、、“解雇は出来ない”と突き放した上で。。。 そこで、現場にいた宮崎の後輩・渡辺武、大友和也から事情を聞く佐原。 やはり面識が内容で、宮崎の人の良さもあり、かなり怒っているよう。 一方で、宮崎の妻・由紀子(国仲涼子)を訪ね、 国選弁護人となったことを告げる佐原。 夫が優しかったことを話す由紀子。。だが、死刑は妥当かどうかは分からないと。 そんななか宮崎が、ベンチャー企業の御曹司と分かってくる。 それも、8年前の由紀子との披露宴の写真が週刊誌に掲載されほどだった。 その写真を見ていた鶴岡は、8年前の出来事を思い出す。 かつて刑事だった鶴岡が、ある所轄で、、、宮崎が逮捕されているのを見ていた! 集団レイプ事件の首謀者で逮捕歴があったのだ。 結局、証拠不十分で不起訴となったが、告訴した女子大生・田代佳恵が自殺。 何らかの関係があるのではと考えた佐原は、 井上の住んでいたアパートの大家・坂本ハルから事情を聞くと。 当時、女性と一緒のところを目撃していた。。。 その後の調べで、、、それが佳恵だと判明する。 “動機”が浮かび上がったと確信した佐原は、ふたたび井上の元へ。 “誰でも良かったんじゃ無い。殺す相手は宮崎しかいなかったんだよ” と、、、佐原が詳細を告げると、、、井上は、ようやく話をはじめる。 自殺した理由を知らなかった井上だったが、今年のはじめ佳恵の墓参りで 偶然やって来た“同じ被害者の女性”小林千尋から、真相を知ったという。。。。 “宮崎が、ぬけぬけと生きている。そんなコトは絶対に許せなかった!” 佐原たちは、小林千尋について調べはじめるが、大学には存在せず..偽名。 ただ、井上と携帯で連絡を取り合っていたと分かり。。。。。 敬称略 犯行動機が、明らかにオカシイ被告人。 佐原は、、、何かがあると考え、調べはじめると、 8年前に被害者が罪を犯していたことが分かってくる。 まあ。。。そんな感じのお話である。 直感的にも分かりやすいお話でしたね。 今までのお話だと、 被告人の心情などに迫ってはいても、 なぜ、国選弁護人をしているのかが、曖昧だった。 そう、、 ただ単に興味を覚えただけなのでは? 奇抜な事件で名を売りたかったのでは? そんな印象さえあったのだ。 が、今回は、事件に隠れている真相を描くことで、 控訴審における佐原の“役割”が明確となった。 と同時に、今回、、被告人だけで無く、関係者も“明確に救っている” そうなのだ。 いままでのような、作品を組み合わせてワケが分からなくなったお話よりも 1本の作品から生みだしているからか、 流れも分かり易く、、事件もシンプル。 これくらいのお話で良かったのに。。。 と、 今までのお話に対して、疑問を感じてしまった今回のお話である。 これくらいだよね。。。やっぱり。 捻ろうとするから、ナニを表現したいかが分からなくなるし 佐原の目的さえ、分からなくなる。 とりあえず、、次回から“最終章”だそうだ。 これまでの感想 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月17日 21時56分22秒
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