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カテゴリ:ドラマ系の感想
『血の玉』
内容 特殊科学捜査研究所、通称“S.R.I.”に調査依頼が持ち込まれた。 謎の飛翔体が、森の中で人間を襲い、血を抜き取って去って行ったのだ。 調査をするSRI所員の目前で、人を襲い、ミイラ化。 調査をしていた所員のひとり三沢京助(原田泰造)が襲われたが、何とか無事。 SRIでは、的矢千景所長(原田美枝子)そして牧史郎(上川隆也)らが 情報の分析をはじめる。 現場では、警視庁の島田梨沙(田畑智子)葛城健二(浅利陽介)らが見守る中、 小川さおり(高橋真唯)が遺体から組織採取などをしていた。 そんななか、意識を取り戻した三沢から、野村洋(村井良大)が話を聞いていた。 赤い玉が飛び去っていったと。。。 また、2人の遺体の違いを分析した結果、手がかりが分かりはじめるのだが、 その直後、現場で遺留品を探していた野村と葛城が、謎の物体に襲われ、 葛城が犠牲になってしまう。 牧は、犯人の正体を冬虫夏草と推測、 その分野の権威である佐喜沢尊彦(森本レオ)に話を聞きに行くが。。。 佐喜沢の様子に妙なモノを感じ取った牧が、調べていくと、 松戸浩一郎(安田顕)が浮上してくる。 敬称略 公式HPなどにも書かれているとおり あくまでも“再起動”ってことである。 いや、きっと。。。。再始動と言うべきなのだろうね。 まあ。。。数年前に《セカンド・ファイル》が放送されていたのに なぜ、キャスティングを変更する必要が? という根本的な疑問は存在するのだが。。。。 そのあたりは、いろいろな事情があるのだろうね。 細かい事はともかく あくまでも《怪奇大作戦》らしく、 こういう作品があってもいい。。。と言う感じでした。 科学と人間。 そして、そこにある人間の光と闇。 今年の初めにWOWOWで放送された《ネオ・ウルトラQ》よりは、 ドラマらしく仕上がっていた印象かな。 ただ、なんて言うか。。。。《怪奇大作戦》《セカンド・ファイル》ほど 深みが無い感じ。 ドラマとしては、何かが足りませんよね。 本来は、 ファンタジーであっても、それほどファンタジーというわけでなく。 あくまでも、そこに存在する、科学と人間の心を描くのが、メインであって。 言ってみれば、科学の面白さを表現しつつ、 そこにある人間の歪み、暴走が、オモシロ味となるはずなのだが。 今回も、描かれていないわけでは無いが、 暴走の根本にある“ある種の正当性”の表現がイマイチなので 人間の心が表現しきれていない感じがします。 もちろん、その正当性は、間違っているのですけどね。。 でも、それが最も大切じゃ? まだこれなら、《ネオ・ウルトラQ》のほうが、楽しかったかもしれません。 あれはあれで欠けている部分があったんだけどね。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/b53a348d37006e2107fda2a07517ac83 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月05日 22時56分20秒
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