レベル999のマニアな講義

『愛情のシナリオ』
「役のために人殺しもする女優の本当の顔」

内容
女優・柿沼恵美（黒沢あすか）に呼び出された女優・小木野マリ（若村麻由美）
突きつけられたのは、映画プロデューサー二階堂道義（アラキマキヒコ）との
密会写真。
公表されなく無ければ、オーディションからおりろとマリに迫る恵美
仕方なく、おりることを了承したマリだったが、
マリは恵美の飲むカップに睡眠薬を入れ、そして。。。。

恵美が転落死した現場で作業をする二岡（柄本時生）
するとそこに福家（檀れい）がやってくる。
遺書もアリ、部屋に鍵が掛かっていることから、自殺と思われた。

警察による捜査が始まるのだが、福家も勝手に捜査をはじめる。
そんななか、恵美が“小木野マリ”で録画をしていると知り、興味を抱く。
そこで、マリの撮影現場へと向かう福家。

するとマリは、後輩女優の吉野利香（高月彩良）に厳しい態度で叱りつけていた。
その様子を見守る福家。

敬称略



他の捜査員の捜査の邪魔をする福家

もちろん。。。結果的に、、、ですが

途中、刑事部長のセリフで出てきた“足並みを乱す捜査員”なのは、

言うまでも無い。


それ以外も、細かいところで、凝りはじめていますね。

もちろん、福家の描写。

前回あたりから、微妙に変わってきている印象がありましたが、

間違いなく“変わり者”として描こうとしているのが、見え始めた感じである。


やはり、普通とは違う姿を表現してこそであり、

どれだけセリフで言ったところで、何の意味も無いのである。


そのうえ、セリフ量も、わずかに少なくなったかな。。。

おかげで“間”が増えて、話を楽しめるようになってきていますね。


これで、物語が楽しければ、問題ないのですが。

なにせ、その表現が少ないんですよね。

もちろん、全く無いわけでは無く、後付けなのですがね。

別に隠さなくても良かったと思うのだが。。。。。。。。

その方が、素直に納得出来たと思います。

後付けという印象が無く。


とはいえ、

“間”が作られはじめているので、

隠すのも悪くない。

ただ、もう少し、魅せ方の工夫が欲しかったかな。

だって、衝動的か、計画的か。。。

かなり微妙に見えるんですよね。

もちろん、計画的の可能性が高いのだが、。。。


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