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カテゴリ:ドラマ系の感想
『誰が吉岡君を死なせたか…牙をむく毒親』
内容 ある朝のこと、出勤した日向(井上真央)は、 不登校だった吉岡圭吾(遠藤健慎)が、自宅で死んだと知らされる。自殺だと。 すぐに圭吾の家を訪ねた日向と霧島(及川光博)だったが、 圭吾の父(近江谷太朗)から、後で連絡をすると言われ、帰ることに。 一方で、圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)は、学校に殺されたと口にする。 学校では、対応に追われていた。保護者および生徒への説明などについて。 しかしすでに噂は広がり、生徒たちの知るところになっていた。 霧島は、詳細は告げず、圭吾の死の事実を告げる。 その一方で、日向は、 圭吾から“好きになりました”と言われたことの意味を考えていた。 そんななか、圭吾と同じクラスの田所那美(井頭愛海)から、 敬語がクラスでいじめられていたと教えられる日向。 敬称略 話の広げ方が、不思議な広げ方をしてますね。 ジックリ、丁寧に。。。っていう感じなのは分かるのだが。 なんていうか、ちょっと奇妙な感じ? “ヒューマンドラマ”としては、正しい広げ方だとは思うのだ。 主人公がスクールカウンセラーだしね。 しかし、個人的に疑問なのは。 明らかに異様な現場の描写をしていることや、遺書がないと言っていること。 これって、こういうサスペンスが好きな人なら分かるだろうけど。 印象的には、“自他殺不明”なのである。 が、今作は、自殺だと断定しているような状態で、話しを紡いでいる。 前述したように、そういう紡ぎ方を否定はしないが。 個人的には、妙なモヤモヤを抱えたままで。 “死の理由”をミステリー調で紡いだ物語を見せつけられているので。 もの凄く違和感を感じているのだ。 そのうえ、メイン以外の物語も盛りこまれているため、 今作って、何を描きたいんだろう???って。 今回が始まってから、ずっと感じてしまっている。 ドラマの雰囲気や描写は、良い感じなんだけどなぁ。。。。 だから初めに書いたのだ。 不思議な話の広げ方をしていると。。。 ハッキリ言えば。 ネタの数は少ない方が、ドラマとしては、本当に丁寧に見えるし。 見ているほうも、ジックリと見ることが出来るんですよね。 しかし、数を増やしていくと、散漫になるだけでなく。 ヒューマンドラマにとって最重要な“テーマ”にブレを感じてしまうのである。 実際、主人公家族の関係を盛りこみすぎて、ブレてるし。。。(苦笑) もし仮に、わずかに感じている“疑惑”の方向に進むならば、 それも、重要だと思いますが。 いろいろと描きすぎて、それさえも、曖昧すぎる状態。 全てに意味を持たせる必要は無いが。 不必要なことを、無理して盛り込む必要は、全く無いのである。 当然、描く必要も無いのだ。。。。本来ならば。 まあ、演出的に、主人公中心で物語を紡いでいるように見えないのが、 最大の問題なんだけどね。 主人公の物語は紡がれているんだけど。。。。 だからといって、アレも、コレもと欲張り過ぎ。 TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/695ad71893d67b08a6d0a6cd2bc1e629 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月24日 21時56分12秒
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