|
カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
“ランタン・ホールディングス”傘下に入った“ペガサス・インク” だが、ランタンからの様々な要求に、泉美(比嘉愛未)は追い詰められていく。 そしてコンシューマーゲーム化のプレゼンで失敗。 ついに泉美は、会社を辞めることを決断。そのことを社員たちに伝え、 付き合い始めたばかりの光井(ディーン・フジオカ)にも別れを告げる。 心配する航(渡邊圭祐)は、泉美のマンションへ向かうが、すでに。。。。 それからすぐ、ランタンから新社長が送られてきて。。。。 一方、航は光井から。。。。 敬称略 脚本、伊達さん(大人のカフェ) 演出、木村真人さん 今作の中盤以降の流れなどは、かなりベタで。 よくある“会社を絡めた恋バナ”と、それほど大差があるとは思えないのだ。 ただし、問題は、今作の序盤の“育てゲー”的な展開だろうね。 たしかに、“要素”“設定”として、それほど悪くは無いのだが。 が、その“とっかかり”部分。 今作は、“顔だけが良い”という設定を持ってきた。 そして、そこを強調するだけなら、まだしも。 そこを強調するだけで無く。“顔以外は悪い”という設定にして、 それを強調してしまったことが、大問題。 せめて、“悪い”ではなく“それほどでも無い”程度であれば、 中盤以降の展開にしても、悪影響を与えなかったはずだ。 成長するためには、“さげる”必要はあるだろうが。 それは、あくまでも、“相対的”な話でアリ、“絶対的”では無いはずだ。 なのに、今作は、“絶対的”な描写を選んでしまい、 それ以降に悪影響が出てしまった。 ただ“相対的”であれば良いのに。。、それだけのことだったのである。 実は、同じことが、会社部分でも言えることで。 “ランタン”と“ペガサス”の比較をシッカリ描けば良かったのだ。 だが、今作は、そこが曖昧。 “ランタン”をさげることで、それなりには、表現されているが。 かといって、“ペガサス”の良さが描かれたと言えるわけでもなく。 そこが、かなりビミョーだったのである。 劇中の登場人物は、“悪い”“良い”の判断をしているようだけど。 問題は、その評価の表現として持ち込まれているのが、 SNSの評価だけに見えてしまっていることだろう。 そもそも、“良い”という部分も見えにくいしね。 今作は、“前作”は、かつて良い感じだった。。と表現していて。 すでに終わりかけている“前作”という表現なのに、 “ペガサス”が“良い”と言い切っているからね。 せめて、“新作”の評価を、もっと丁寧にハッキリ描くべきだっただろう。 描いていないわけでは無いが。 ゲームのこと、人間関係それに、会社関係。。。と。 描くことが多すぎて、煩雑になっていたのは事実。 そのせいで、どこが良くて、どこが悪いのかが、見えにくくなっていたのだ。 このあたりは、盛り込んだ設定が多すぎて、 それぞれの決着のタイミングを、上手く出来なかったのが原因だろう。 こういうの、もう少し、整理整頓して、 少しずつ、決着をつけていれば、迷走している印象にはならなかっただろう。 全体構成の、ちょっとしたミス。。ってところかな。 全体の設定や、流れ自体は、 “イマドキ”なことも盛り込みつつ、ベタな感じで悪くは無いんだけどね。 ほんの、わずかなことで、もしかしたら。。。。。。 結構、オシイ感じだったと思います。 それにしても、なぜ、ここまで、設定を盛り込んだんだろう。。。。 欲張りすぎだよね(笑) 恋バナにしても、完全などん底から始めているし。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-6877.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年09月23日 23時47分11秒
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|