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カテゴリ:2008冬クールドラマ
遅ればせながら
『のだめカンタービレinヨーロッパ』を見ました 第1夜は千秋の章 第2夜はのだめの章 と言った感じでしょうか 地位も才能もある人間の苦悩を描いたのが 第1夜の千秋の章だとしたら 第2夜ののだめの章は 何もない平凡だった人間が才能を見いだされ いきなり世界のトップクラスの中に入ったことへの 戸惑いと不安を描いていたのではないでしょうか 一番注目したのは のだめがリサイタルのために女性マネージャーの下で 演奏曲の特訓を始めたシーン 初見(初めて弾くこと)もアナリーゼ(楽譜を分析すること)も 出来ないのだめが 猫田「あなたモーツァルト嫌いなの?」 のだめ「嫌いじゃないですけど・・・」 猫田「けど、」 のだめ「楽しくないって言うか 自信がないんです アナリーゼも出来ない 初見も出来ない 今までこんな勉強してこなかった 猫田「日本でやってこなかったの 音大出たんでしょう」 のだめ「やってこなかったんです」 猫田「じゃぁやんなさいよ」 のだめ「わかんないし」 猫田「わかろうとしなさいよ」 のだめ「なんのために?」 猫田「だったら辞めなさい」 この会話、なんか新入社員と先輩社員の日常を聞いているよう 今まで小学、中学、高校、大学と 年を重ねるにつれてしかられることなく甘やかされていった若者が 大学を卒業したとたんいきなり社会の荒波を経験して 挫折と呼ぶにはあまりにも安易に逃げ帰ってしまう そんな人たちへのメッセージがこめられているよう やってこなかったのならやんなさい わからないならわかろうとしなさい のだめはその後努力して見事成長することが出来ました 決して日本に逃げ帰ることはしませんでした 皆さんもがんばりましょう そんなメッセージがこめられているように感じました 『電車男』ではスペシャルになったとたんふざけすぎて ちょっとドラマと呼ぶにはバラエティに近い感じになってしまいましたが この『のだめカンタービレ』はちゃんとドラマしてました それもスペシャルの出来栄えでした 音を色と形を使ってあらわしていたあのCGは絶品ですね 千秋とのだめ以外の仲間たちの姿もしっかり描いていたし 特に清良と峰のシーンは主人公たちに負けないくらいよかった 山口紗弥香さんの後で登場するとやっぱり似ている水川あさみさん ドラマ『アネゴ』の時にも2人のニアミスがありましたが 今回も同じ画面にそろって登場することはありませんでした 今度はぜひ兄弟役などで見てみたいものです クラシックなどまったくわからない私でも きっとこの演奏はすごいんだろうなと なぜか千秋の指揮する姿を見て感動してしまう そんな不思議なドラマですこの『のだめカンタービレ』と言うドラマは 又再び彼らに出会う日を楽しみにしています 評価 ☆☆☆☆☆ このブログが気に入ってもらえたらクリックお願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.01.06 18:42:52
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