ULTRA-TRAIL Mt.FUJI レース展開2
(続き)A7 富士山こどもの国到着(10:34:42 29位 区間31位)ドロップバックからはジェルだけ取り出して用意していた着替え、固形食はそのまま預けた。前半持ったパンがほとんど減らず余ってたし。名前は覚えてないけどエイドの汁物がめちゃくちゃ美味しかった。出汁の味がぴったり好みでおかわりした。バンビ君、けいたもさん、はるみさん、ぴれきちに応援していただいた。なおさんはとんでもない位置をかっとんでいるとか・・・エイドで15分くらい休んだかな。ちょっとのんびりしてしまった。Sokenさんと前後して出発。■A7〜A8 西富士中学校しばらくは林道。Sokenさんから離されないように粘っているとちょっと復活してきたようで足が動き始めた。前に出て快調に進んだ。他の選手には会わず単独。暗闇の中のスタッフ一人で誘導しているポイントもあり驚いた。こんな所のスタッフは大変だなあ。というか怖いと思う。北山のW1手前で後から急に名前を呼ばれて見るとisoさんでした。結構いいペースで進んでいたつもりだったのでびっくり。これはちょっと勢いが違うな。と思ったけどツールドトモ、DMJ合宿でisoさんの後を走ったとき安定したフォームでとっても走りやすかったので頑張って後ろをついていく事にした。平地は24時間走の達人のような安定したフォームで走り、下りは他の人とは少し(かなり?)違う、魅力的な下りが見れます。(真似はできないけど)夜が明けて明るくなっていく中、かなりの選手を抜いていった。A8 西富士中学校に到着(13:39:22 19位 区間10位)ここから先が問題だけど一応24時間以内完走圏内に入ってきた。コーラ、パンを補給。ハイドレーションに水を満タンにしてトイレに寄ってから、カップにもスポーツドリンクを入れて出発。あれ?やきそばはあったっけ?■A8〜A9 本栖湖スポーツセンタートイレに行っている間にisoさんはスタートしていた。下りだと追いつけないけど長い登りがあるので追いつけるはず。しばらくロードを走って山に入る分岐のところでお尻の辺りが濡れているのに気がつく。しまった!ハイドレーションの蓋がちゃんと閉まってなかったか?急いでチェックしたが問題無い。エイドで水を入れるときに少し濡れただけか?再び走り始めたがさらにお尻が濡れてきた。明らかに漏れている・・・近くにいたスタッフの方が空になったペットボトルを持っていたのでボトルをもらってハイドレーションに残った水を移した。この500mlとカップに入れておいたスポーツドリンク200mlで熊森山まで行ってそこでもらえる500mlで水場まで繋げば満タンに補給できるので水場から本栖湖まで1.2Lなら大丈夫でしょう。そんな事を考えながら最初の長い登りに入った。眠気で失速していた山口さんをパスして快調に登っていったがトラブル対応のロス等がありisoさんには完全に遅れたもよう。天子ヶ岳のスタッフが無線連絡している話が聞こえた。「2分前に女子トップが通過」長者ヶ岳を過ぎてアップダウンを繰り返して鉄塔の下を通るところで外国人の女性選手をパスした。水は出来る限り節約した。長時間走る時はいつも手の指のむくみ方で水補給の加減をチェックしているのだがまだむくみはない。大丈夫。熊森山に到着。大量のペットボトルが運ばれていた。一応スタッフの方に2つはもらえないですよね?と聞いてみたがやっぱりが駄目でした。これまでのエイドの充実ぶりからもしかしてと思ったのですがやっぱり山の中はそうはいかないですよね(^^;ここから地蔵峠までが長く感じる。気温も上がってきて水節約が辛い。水場までは問題なく持つはずだけど完全に0になるのは避けたいのでペースを落として進む。手の指もむくみが出てきた。やっとのことで地蔵峠に到着。スタッフにこの先の水場の事を聞くと「水場は無いよ」え、このスタッフ水場の事を知らない?その先にいた別のスタッフに聞き直すと「水は出てないよ」がーーーん。がっくりorzしていた私の横を女性トップの選手が涼しい顔で通っていった。水場の分岐まで進んでそこのスタッフにも再度確認したがやはり水は出てないとのこと。ここは本当に気持ちが切れそうだったがペットボトルに半分程度残った水をスタッフに見せると「それだけあれば行けるよ!」と言われたのでほんまかいなと思いつつもこれでなんとかするしかないなと覚悟を決めて出発した。毛無山を過ぎて雨ヶ岳の登りで強烈な眠気がきた。眠気で気がつくとペースが落ちているというのを繰り返していたので数分だけ横になって寝ることにした。誰か通れば目が覚めるだろう。5分後に目が覚めた。その間誰も通らなかった。眠気は?たぶん大丈夫。再出発するとすぐ雨ヶ岳山頂だった(^^;長い下りを下って竜ヶ岳に登り返す。ここは試走しているので黙々と登る。山頂を過ぎて本栖湖への下りに入った辺りで水は無くなった。あとは下るだけなのでなんとかなったかな?時間は?24時間以内のゴールは余裕じゃない?下りきってエイド前のグランドに入ったところで前に外国人男性の選手が見えた。A9 本栖湖スポーツセンターに到着(20:27:56 13位 区間12位)エイドにはキティさん達がスタッフをされていた。コーラを飲んで水を被ってもう少し休んでいこうかなーと思っていたらバンビ君に「早くゴールすれば早く楽になれますよ」と言われてそうだよなーここで休んでも変わらないよなということですぐ出発。そういえば前に見えていた外国人選手が見当たらないけどノンストップで出て行ったのか?(実はまだエイドにいて着替えていた?)■A9〜A10 鳴沢氷穴エイドを出て本栖湖のきれいなトイレに寄って樹海区間に入る。精進湖入口のロードに出たところで女性のトップに再び追いついた。かなり足にダメージがあるようでロードが辛そう。この選手、すれ違う瞬間に毎回「ハイ」と声を掛けてくれるんですがその時にちらっと見える横顔がとってもキュートでどきどきしました。(横顔ね)長い直線的な道路。結構足が動いて快調に進んでいたら後ろに気配を感じはじめた。女性選手復活?ちらっと後ろを見たら男性選手だった。誰?良いペースで進んでいるのにぐんぐん差が詰まってきた。誰?なんとか追いつかれる前にエイドに到着A10(W2) 鳴沢氷穴(21:57:42 11位 区間6位)すぐに後ろの選手も到着。ダンカン選手だった。恐らく本栖湖に私のすぐ前に到着していた選手。MAD-CROCを飲んでいると私の肩をポーンとたたいてお先にーてな感じで飛び出して行った。■A10〜ゴール 河口湖私もすぐ後を追って出たのですがすんごい速くてすぐ見えなくなった。と思ったら逆走して戻ってきた。で、私の顔を見たらまたUターンしてダッシュで消えて行った。たぶん道間違ったと思ったんだね。それにしても元気だねー。本栖湖にはかなり失速して到着してたのにここに来てあの元気は何なんだ。私はちょっとした登りも辛くてペースダウン。前の区間でちょっと頑張りすぎたようだった。後ろに再び女性トップの選手がちらちら見え始めた。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜下書きで書いていたのはここまでここからゴールまで24時間以内をかけた最後の勝負となる訳ですがもう細かい事は記憶から消えてしまっているので無理に掘り起こして書くのは止めてこれで終わりにします。次のUTMFまであと108日