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カテゴリ:美味しい食べ物
私がすっぱいもの好きなのは、わりとよく知られた話。
生ビールにゆず果汁やライム果汁をたっぷり入れてもらって、 一口飲んだ人が顔をしかめるくらいのを、美味しいと飲んでたりする。 そんな私が本気ですっぱいと思う、珍しいベルギービールを飲みました。 同居人が『ビール大全』(渡辺 純 著 文藝春秋)って本を熱心に読んでいて、 そこで紹介されてるたくさんのビールの中の、とある一本が、 きっと私が好きそうだ、ってことで取り寄せてくれたのです。 名前は、『カンティヨン・グース・ランビック』(Cantillon Gueuze Lambic)。 その本には、 黄金色のビールは、柑橘類と葡萄とトコロテンが混ざったような甘酸っぱい香りがして、 口の中ではレモンのような酸味と葡萄の種を噛んだ時のようでもあり、木のようでもある味がする。 と書かれています。 やー、これ読んだだけでは、全く味のイメージが沸きませんな。 ランビックとは、自然発酵のことらしい。 酵母入りで醗酵を止めてないので、置いておく程に熟成が深まっていく、 まるでワインのようなビールです。 コルクで栓がしてありました。 (画像は、http://www.flickr.com/photos/is_kyoto_jp/ から頂きました。) 飲んでみた味は、 本当にめちゃすっぱい!! うまーい!! でももちろん、ただすっぱいだけじゃなくて、 スパークリングワイン(白)+ビールほんの少し+レモンたっぷり、な感じというか、 うまく表現できないんだけど、とにかく美味しかった。 酵母は底に沈んでるので、1杯目はそのまま(上澄み部分)で、2杯めは酵母も含めた部分と、2回に分けて注いでみたら、 やっぱり酵母が入ってるほうが、よりビールっぽくてまろやかな感じ。 これは、日本の下面発酵(ラガー)のビールとは、全く別ジャンルの飲み物だわ。 最近、日本の地ビール(旅先で必ず買う。)もたくさん種類があって、 美味しいのいっぱいあるけど、 外国(特にヨーロッパ)のは比べものにならないほど、奥が深いな。 時々輸入酒屋で買って飲むと、それぞれ全く味が違うのがわかる。 もっといろいろな種類のを飲んでみたい。 そして日本の大手ビールメーカー、 安い発泡酒ばっかり作ってないで、 以前あったプレミアムやチルドなど、別路線のも少しで良いから出してほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.12 21:10:59
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