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カテゴリ:イヌの話
昨日、ヨガに行くために寺町通りを歩いてたら、 気になる写真展を見つけた。 『のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録』 写真家の大野康介さんが、原発事故によって取り残された動物の保護活動を行いながら撮った写真が展示されていた。 ふらっと入ってみたら、衝撃な写真の数々。 津波で水死した牛と、何とか生き残れたけれど餓死寸前の牛。 野生化した牛や豚、 亡くなった馬を気にする、隣の馬房にいる馬、 保護しようにも、怖がって逃げてしまう犬や猫、 牧場から脱走して、野生化しているダチョウ、 痩せこけて首輪がゆるゆるになった猫、 震災後に生まれた牛、 食べ物がないので、ビニール袋を食べる牛、 鎖につながれたまま、小屋の中で亡くなった犬。 などなどたくさん。 途中から涙の表面張力ぎりぎりで写真を見てたのだけど、 ある一枚の犬の写真で、もうこらえるのは駄目だった。 (リンク先は、写真家のブログです。見てきたのと同じ写真です。) それは、餌をあげたら、食べるよりも先にコミュニケーションを取ろうとする犬の写真。 お腹すいてるはずなのに、それ以上に人恋しかったのか。 私にとっては、ものすごいインパクトだった。 昨日はヨガに行くために、すぐに気持ちを切り替えないといけなかったので、 改めて、今日もう一度見にいってきた。 やっぱり同じように犬の写真で泣いてしまい、 ギャラリーを出てからしばらく喋ることもできなかった。 自分の知らなさや無力さに呆れてる場合じゃないな。 できることをしよう。 京都での写真展は、残念ながら今日で終わり。 見に行けて本当に良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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