日本の女子サッカーワールドカップの優勝!
久々に胸の熱くなる出来事でした。
CNNでもunderdog(勝ち目の薄い)のチームが強国アメリカを倒して優勝した!と大きく報道されていましたが、
きっと日本はもっともっと盛り上がっている事と思います。
きっとどのスポーツの強い国でもそうだと思うのですが、その昔には苦しい歴史があって、悔しい歴史があって、それでもそれをバネにしながら世界的に強い国になっていくのだと思います。
今回の女子サッカーチームのメンバーも、昼間はバイトをしながらサッカーを続けている選手もいるという厳しい現状や現実がある事が報道されています。
それでも、今回の優勝を通して、日本の女子サッカーもまた見直されていくのではないかと思います。(そうあって欲しいですよね。)
そして、、、、、ここ、フィリピンでも、実は最近サッカー国家代表チームがにわかに注目を浴びているんです。(彼らは女子ではなく男子ですが。)
フィリピンで人気のスポーツといえば、バスケ、ビリヤード、ボクシング、ボーリング、バドミントンなどです。
そして、人気があるだけに、アジアの中でも強国に入ります。
先のアジアンゲームなどでは、上記種目は上位に食い込み、ビリヤード、ボクシング、ボーリングでは金メダリストもいる位。
もちろん、ボクシング界には、世界のマニー・パッキャオもいますのでその水準は世界級だと思います。
バスケは老若富貧問わず人気で、アジアで初めてプロリーグが出来た国が実はフィリピンだったりします。
そんな人気スポーツの陰で、特に脚光を浴びる事が少なかったフィリピンサッカー。
競技人口自体は少なくないと思うのです。
当校USPにもサッカー部はありますし、サッカー同好会をしているというフィリピン人の友人もいます。
しかしいかんせん弱い。(弱った・・・)
それで余り注目をされて来なかったのではないかと思うのです。
しかし調べてみると、フィリピンサッカーは実は歴史が長く、こちらもアジアで初めて国家代表チームが結成されたのがフィリピンだそう。
昔はアジアンゲームなどでも優勝したりと輝かしい戦歴を誇ったフィリピンサッカーでしたが、近年はめっきり冴えなくて、2006年にはFIFAランキング195位まで落ち込んでしまったそう。(195位って、世界最低レベルですよね・・・・・・・・・・)
そんな冴えないフィリピンサッカーが注目されたのは去年のAFFスズキカップ。
この大会で昨年チャンピオンのベトナムを破り、予選トーナメント無敗を記録。
準決勝で惜しくもインドネシアに敗れましたが、この大会での躍進でフィリピンでサッカーがフィーバーしたものと思います。
先日7月3日に行われたFIFAのワールドカップ選考戦のスリランカ戦では4対0で勝ち、フィリピン国家代表チームフィーバーは増すばかりです。
そんな上がり調子の彼らですが、メンバーをみると、これまたフィリピンらしくて面白いんです。
先のFIFA選考戦のメンバー20人の内、外国を拠点としている選手が6名、フィリピン陸空軍の選手が7名、その他7名はフィリピンのクラブチームか無所属。
外国を拠点としている選手が30%もいるのは、実にフィリピンらしいなぁ~と思います。
純フィリピン人もいますが、大体がアメリカとか、イギリスとか、ドイツ人ハーフで、その父親の国のチームに所属しているわけです。
フィリピンを拠点にしていても、やはり両親のどちらかが外国人という選手もいますし、
外国人と結婚する事の多いフィリピンならでは、という感じがします。
そんな彼ら。
プレイももちろんですが、これまたルックスがカッコいいという事で、
若い女性に大人気。
特にフィルとジェームス兄弟は、CMに出たり、モデルをしたりと大人気。
甘いマスクに6つに割れた腹筋。
人気が出るわけです。笑
なんだかミーハーな内容になってしまいましたが、、、、
とにかく、
勝ち目がないと思われていた日本女子サッカーがワールドカップを制したように、
苦しい歴史のあったフィリピンサッカーですが、この勢いに乗って、是非いつかはワールドカップに行って頂きたい。
日本だって最初のワールドカップは2002年だったわけですから、出来ない事はないはず!(レベルが違いすぎるかもしれませんが・・・・・)