6月1日から規制緩和されてGCQになってきたセブシティですが、6月16日にまたもや衝撃が・・・
大統領が深夜の談話で「感染者増え続けとるし、セブ市はもう一度ECQ(ロックダウン)やー」
と、いうことで、フィリピン全土でセブ市のみが再度ECQという不名誉を頂戴した次第。
お隣のTalisay市は、一段階緩いMECQへと移行。
(追記 Talisayは6/19に州知事によりロックダウン解除要請があって、どうやら解除されるよう)
いずれにしてもセブはフィリピン全土で一番感染者が多い市という不名誉なNo.1を独走中。
17日、18日と連続で1日の感染判明者数は200人ごえ。
6/19も104人と、堰を切ったかのように感染者数が増え続けております・・・。
(ちなみにMandaueは9名、Talisay市は4名、
(6/19付で全感染者数4,241名とな)
(SunStarより)
このECQは6月30日までの予定。
6月にGCQ(規制緩和)に移行して、モールも開いて、美容院もカットだけならできるようになって、少し色々できるようになり始めたな、これからだな!という時に・・・
個人的には相方がもしかしたら感染者と濃厚接触してるかも(バランガイの職員がその疑い)で、自主隔離で6月初旬から2週間家にこもっていたので、ようやくちょっと市内にも行けるな、と思っていた矢先でのこのニュース。
心折れる、ってこういうことを言うのか、、、っいう感じですかね。(涙)
前回の3月末から6月初旬までという2ヶ月強のロックダウンの期間、どこよりも厳しい規制が敷かれていたフィリピン、セブ。
一部業種を除いては全部強制休業。基本はみーーんな自宅待機。
家族で1名のみが外出できる。
通行許可パスなしでは原則外出禁止。
6−20時までしか外出はできない。
年配者と未成年者は家からも出られない。
1ヶ月半くらいは飲酒はおろかお酒の販売も禁止。
そこから6月に少し規制が緩和されて、モールが開き、ユニクロも開いて(笑)、ジプニーやタクシーもちらほら見られるようになって、PCショップや携帯ショプも開いて、スーパー以外の店に人出はまだまだ少ないけど、少しずつ以前の活気が戻ってくるかな・・・と思っていたら、まさかの逆戻り。
モールは閉まり、ジープニーやタクシーはいなくなった。
ネットを見る限りでは、この流れを歓迎する声が多くって、余程余力のある人が多いんだろうな、っていう感じだけど、実際はどうなんだろう。
どれだけの人が耐えられるんだろうか・・・
政府の補助金は基本貧困層が対象だし、労働省の補助金も底を付いてもらえていない企業も多いよう。
セブシティだけの話ではないけれど・・・
セブの語学学校に関していえば、オンラインを除いては全ての学校が一時休業。無期限休校という学校もちらほら。
フィリピンは、普通はNo work、no pay。働かなければ、正社員だって給料は出ない。
田舎に避難して、毎日目の前の海で魚獲って、家の庭に生えてるバナナとマンゴー食べてる?それでも資本主義社会。生きていくには幾らかのお金はいる。
ネットには出てこない声達は、見えない場所でどのように過ごしているのか、気になる今日この頃。