今更ですが、2008年グランプリシリーズの中国杯の後、韓国で放送されたジャッジ批判番組です。
私はこれを見て、もはやキムヨナ選手は成長はないと落胆したことを覚えています。
・フィギュア女王キムヨナ~韓国のジャッジ批判番組(1/5)
・フィギュア女王キムヨナ~韓国のジャッジ批判番組(2/5)
・フィギュア女王キムヨナ~韓国のジャッジ批判番組(3/5)
・フィギュア女王キムヨナ~韓国のジャッジ批判番組(4/5)
・フィギュア女王キムヨナ~韓国のジャッジ批判番組(5/5)
↓中国杯の成績↓(上がSP、下がFS)
ショートで3F+3Tにeマーク、3Lzに<(ダウングレード)
そしてフリーで3F+3Tに!マークがついたことに対する韓国での抗議特番です。
オーサーコーチがビデオを見て、必死に「踏み切りの正しさ」や「回転不足ではない」と主張しています。
さらにジャッジに対する怒りは安藤美姫選手や他の選手にも向いていきます。
安藤選手のジャンプをスローにし、こちらこそ減点されるべきという主張です。
キムヨナ選手
「予想しなかったeマークがついて驚いたし、一時大会では何の減点もなかったので、全然考えもしなかったですし、
eマークがついた事もそうだし、ダウングレードされたことも減点されてはいけないところで減点され、気分は良くなかったですね。
(注:この選手に関しては以前から、回転不足やエラーが取られないとの指摘や批判が多くあったが、この大会のジャッジは厳しく回転不足とエラーを取った。)
今までこういった公式席上では言えませんでしたが......時折、本当に公平でない事があると言うことを私も良く分かっていますが、それを私が直接言えるわけではないので、我慢はしていましたが(笑い)今回はあまりに......
他の選手達はダウングレードやeマークがつくべき所でつかなかったのに、私は減点されて......とても気分が悪かったです。
でも今日いい形で締めくくれて、結果も良かったから......今は大丈夫です」
アナ
「どうしてこのような判定が出たと思いますか?」
キムヨナ
「それについては私が正確に言えることではないですが、一度こんな体験をしたので、次からは本当にどの選手も公平に審査されれば良いと思います」
アナ
「フリーでもアテンションを受けたが、どう対処しますか?」
キムヨナ
「一次大会では問題にならなかったのに、今回問題になって、私も訳がわからない感じですが、今更変えることはできないので、そのまま今までやってきた通りにしようと思っています」
スタジオ
「キムヨナ選手がとても傷ついた様子でしたが、若いのに淡々と受け入れていましたね」
「ブライアン・オーサーコーチがとても興奮していましたね」
「はい、ブライアンオーサーコーチがスローモーションを見ながら、怒りをあらわにしていました。
ロングエッジ判定が間違いであったことに確信をもっていますね。しかし「ロングエッジ判定が出た」ということに対しては緊張を緩めていません」
「なので、これから、国際スケート連盟の関係者や審判陣に対して、持続的にキャンペーンをしていく予定です」
持続的にキャンペーンとは何か?ととても気になりましたね。
余談ですが、この後に行われた2008年グランプリファイナル(韓国)では、
派手なミスを連発し、3Aを2回決めた浅田選手に(僅かの差で!)負けてしまいましたが
「シニア舞台に立って以来、最悪の競技だった。
大会前の6分間、氷上でウォームアップをする間、あまりにも大きな喚声に『棄権しようか』と思うほどだった」
まるで、負けたのは韓国の観客のせいだというような発言をしています。
2009年グランプリファイナルでは優勝するも
キムヨナ、大会後のインタビュー
「(ダウングレードされたジャンプを)後でスロービデオをチェックした。
ひょっとしてと思いながらランディングの場面を見たが、全く問題はなかった。
両目で確認したので、これ以上言うことはない。
少し腹立たしい程度で、怒りがこみ上げるほどではない。
ただ、今回もまた始まったかという感じ」
参照:中央日報 <フィギュア>キム・ヨナ「私のジャンプに問題なかった」
この選手は「審判は真央に甘く、自分に厳しい」とインタビューなどで言っていましたね。
「ルールも自分に不利」とまで……(!!!)
常に自分が不利益を受けているという感覚なのでしょうね。