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カテゴリ:キムヨナ独立・プロ転向
バンクーバー五輪終了後の3/3の記者会見の記事ですが・・ 【中央日報】【冬季五輪】キム・ヨナ「トリプルアクセルには挑戦しない」
キムヨナ選手とオーサーコーチとの間に、感情的なすれ違いが生まれたのはここではないかと思っています。 キムヨナ選手にしてみれば、世界最高であるはずの自分がどうしても跳べないトリプルアクセルを跳べる浅田選手に対するコンプレックスは拭いようがないのだと思います。 自分の3-3の技術の方が上と言いながらも、浅田選手と比べてトリプルアクセルを跳べないことを指摘されたり、挑戦しないのかと聞かれたりすることはキムヨナ選手にとっては一番気分が悪いことなのではないでしょうか。 しかし、オリンピックでトリプルアクセルを3回も決めた浅田選手に大差で勝利し、「トリプルアクセルなど無意味、自分の技術が最高」と世界に見せ付け、「史上最高の偉大な女王」と讃えられ…… 人生で最高のことをやり遂げた、人生で最高の喜びの時に、このオーサー氏の言葉は、キムヨナ選手には冷水をかけられるがごときだったのではないでしょうか。 そもそもキムヨナ選手はトリプルアクセルを跳びたくて、2007年の1月、まだシーズン中に強引に前のコーチに離縁状を叩きつけて、オーサーコーチを迎えました。 ところが、オーサーコーチはキムヨナ選手の思惑とは反対にキムヨナ選手にトリプルアクセルを跳ばせずに、得点を稼ぐ戦略を推し進めました。 まるで、自身がオリンピックで「トリプルアクセルを跳んだにもかかわらず銀メダル」だった恨みを教え子に「トリプルアクセルを跳ばずに金メダル」をとらせることで晴らしたかのごとくです。 トリプルアクセルを跳ぶなと言い、「キムヨナの技術は史上最高」と褒め称えていたオーサーコーチを信じてついてきたのに、オーサーコーチの突然のこの発言…… 『トリプルアクセルを跳ぶ浅田真央より高い、これ以上はないという最高の技術』での勝利に酔っていたキムヨナ選手には勝利に水を差されたようでショックでしたでしょうし、 自分は全てやり遂げた......もう何もする必要はないと思っていたのに、「何で今更?」と言う気持ちもあったでしょう。 オーサーコーチを迎えた17歳の時ならともかく、年々技術が衰えていく20歳になった今、現役引退を考えている時に。 オーサーコーチに裏切られたような気分にもなったかもしれません。 オーサー氏としては、既に解消されそうな師弟関係を継続させたい、できれば次のオリンピックもという気持ちがこのような発言になったのでしょう。 まだ「ヨナが達成していいないトリプルアクセルがある。それを自分が教えてやる」と。 【中央日報】3/2オーサー氏「キム・ヨナの次の目標はトリプルアクセル」(1) しかし、それはあまりにもタイミングが遅すぎ、そして悪すぎ、キムヨナ選手のご機嫌を損ねる結果となり…… 世界選手権ではあの見事なまでのやる気のなさ&乱れっぷり…… そして、オーサーコーチは焦って、以下のようなコメントを発表したり、牽制したり……ということになったのではないでしょうか。 【中央日報】3/29オーサーコーチ「どんな未来でもヨナが幸せならいい」
キムヨナ選手が現役を続けるとしても、もう「キムヨナドリームチーム」はない……というか、もういらないですけどね。 ・【独立問題】キムヨナの不満...... 今のフィギュアの現状を広く知ってもらい、正すべきを正したいと望んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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