イイショーバイシテマスネ
えー、先日お子様の写真を撮りに来られたご夫婦が写真を選びに再来店いたしました。ご夫婦は奥様がアメリカ人。1才になるお子様は、さすがのハーフですしケラケラ笑うしぱっちりおめめだしでちょー可愛い♪で、問題の(当方としては別段問題と感じていなかったんだけど)発言は、終わり際に奥様からでました。非常に日本語が達者な奥様。僕の写真を非常に気に入っていただき、ワーキャー興奮されて選ばれました。もちろんご夫婦的には苦難の末の選択だったようですが、かなり満足度の高いチョイスだった模様です。しかしながら、選び終わったら当初予算の1.5倍ぐらいになってしまいました。で、奥様からひとこと。奥様:「イイショーバイシテマスネ」当方としては、「可愛いお子様の姿が永遠となる写真って、クリエイティブで素晴らしい商売」という、極めてポジティブなご意見をいただいたと思っておりました。数時間後、ご主人様から電話がかかって来ました。やっぱり注文を変更したいのかなぁとおそるおそる話を聞きました。ご主人様:「帰宅して考えたら、先ほどは妻が大変失礼な物言いで申し訳ございませんでした。もちろん妻も僕も、写真にも金額にも満足してます。決して嫌味な意味で妻が言ったつもりではありません」と、わざわざご丁寧に陳謝されました。いえいえ。こちらは超ポジティブに良い意味だと捉えておりましたので、お気になさらぬようお願いいたします。というようにご返事させていただきました。もしかするとご主人様としては、過去に同様なお褒めとも嫌味とも受け取れる日本語を奥様が使われて、トラブル的なことになった経験があるのかもしれませんね。非常に素敵な方にご満足いただけて、とても気分上々になりました。はい。「雪舞う夜」Noctilux 50mm F1.0 (E58 / 2nd)Leica M9Copyright (C) 2010 GINJI, All Rights Reserved.ニホンゴ、トッテモムズカシイノデス。&日記が面白かったという人も、web拍手をクリックしてくださいね♪