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カテゴリ:大口径開放戦線
えー、超大口径ネタも引っ張っていますが、週末なのでマッタリモードで行きたいと思います。 CANON LENS XI 50mm 1:0.75 De Oude Delft RAYXAR E50/0.75 Rodenstock XR-Heligon 1:0.75 f=50mm とまぁ、こんな感じ? この3本以外には、同じくローデンストックに「TV-Heligon」という子がいます。Wrayというところが作った子もいます。カール・ツァイス・イエナにもいるそうです。そして「コルゲン・コーワ」でおなじみの興和が作った子もいるとか。 まぁこうして考えると、エックス線撮影という特殊用途なのに様々なレンズメーカーが提供していたということがわかりました。つまり、それだけ需要があったのでしょう。 これら50ミリF0.75というレンズは多かれ少なかれ、似たようなレンズ構成だと思われます。「レンズ屋」というレンズ設計を請け負う会社のサイトに、RAYXARの構成図がありましたので引用しちゃいます。 この通り、入射瞳でF0.75という口径をクリアするために、前玉には67ミリ以上のレンズがデーンと。その光を段階的な凝縮のような光路によって、ピント面へ導かれています。したがって、銀治の65ミリF0.75や今日の写真でいうとヘリゴンのように、巨大な筒の後半には不釣り合いとも思える小さなレンズが付いている格好になっているのでしょう。 これらのレンズを使ったマクロな写真がフリッカーをはじめ、多くのサイトで見ることができます。そして、語られています。 「どうやったらマクロ以外の写真が撮れる?」 が各人の悩みのようですね。ま、考えることは誰も一緒な大口径病でしょう(笑) 最後にちょいとサイトを失念しちゃいましたが、発見できた唯一のスゲー人がいたんですよ。なんと天体写真マニアさんが改造したカメラにRAYXARを取り付けて撮影しています。 andoodesignさんの考えそのまんまですよ。見つけたらリンクを張ります。それを見て思ったのは、 つーことで、シリーズとなってしまった「超特殊大口径レンズ」については、一旦終了っと。改造とかはボチボチ時間を見つけてトライしますので、気長にお待ちくだされ。 「さて、今日のネタを参考にレンズ探しの旅にでようかしら」 と思っちゃった人は、超大口径レンズ病に感染しちゃっていますよ。おだいじにぃ♪ 「ふんわり綿帽子」 CANON LENS XI 65mm 1:0.75 Canon EOS 5D Copyright (C) 2008 GINJI, All Rights Reserved. 「大口径開放戦線」 新サーバで再起動中! あ、競合がでちゃうと高騰しちゃうかなー(笑) & 日記が面白かったという人も、web拍手をクリックしてくださいね♪ カメラ鍋の撮影に成功したら、こちらの画像掲示板へどうぞ コメントや掲示板についてのお知らせがあります。 ご一読くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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SFの世界になっちゃいますが、極小サイズの
ブラックホールが作れれば、夢の重力レンズが!!(をゐ) たぶん、既存の光学レンズの常識は全部ひっくり 返っちゃいそう(^^;; (2008.10.04 22:45:04)
無限遠は出なくても、極薄ピントが通常の視野で体験できればOKだと思います!
良い結果が出る事を期待しています!! (2008.10.05 20:51:07)
andoodesignさん
1/1.8インチCCDなので、6.9x5.6ミリです。ライカ判換算すると「325ミリF3.75」らしいので、あんまり驚きがないかもしれません(泣) せめて行けそうなハーフ判ぐらいで撮ってみたいもんです。 (2008.10.05 21:46:20)
XI65mm0.75ですか。
私はXI50mm0.75もってます。 やはり似たような画像ですね。 ニコンのアダプター製作して D40で撮ってます。 実は非球面にしてさらに性能アップをと研磨したら 強像面湾曲の立体専用レンズになってしまいました。(爆) もひとつ Tchon65mm0.75これは2.4Kgありますが イメージサークルは50φはありそうです。 こんどは当面研磨しないで慎重にします。 (2008.12.29 19:08:59)
どじゃんさん
どじゃんさん はじめましてこんにちは! いいなぁ、XI50mm F0.75はずーっと探しているんですがねぇ。なかなか(笑) それにしても自ら研磨しちゃったですか? 凄いです。見てみたいです! Tchon65mm F0.75とはこれまた! ぜひこちらもお姿を拝見したいです。 当方のコメント欄はスパム対策でリンク貼付けを禁止しているので、既にアップされていらっしゃるならばメッセージをくださいませ。 場所がなければ、「感染ルンです画像掲示板」か「大口径開放戦線」をお使いください。 (2008.12.30 00:16:22)
さっそくのレスありがとうございます。
大口径戦線は昨日登録したですが、 どうも書きこめませんのでこちらに書きました。 そのうちまたトライします。 私は逆に銀治ぃさんの65mm0.75がうらやましいですね。 バックフォーカスが6~7mmはあるんじゃないですか。(Tchon65mm0.75からの類推ですが) XI50mm0.75は2mmしかなくて困りました。 ニコンのFM2からオリンパスPenF、ライカM3とフランッジバックの短いカメラを買ってはアダプターを注文し最後はペンタックスのオート110であきらめました。10年前のことです。 レンズ構成は御掲載のRAYXARの構成図そのものです。 (4,5枚目は光路の青線までで斜めになってますが) これはDjanという人が1938年ごろ設計したレンズ構成ですね。 特許が切れてからCANONや各社が改良し使い始めたんではないでしょうか。 日本では昭和40年代の巡回式のレントゲン撮影バスの装置に使われていたようで、2個目を探そうとかたっぱしから医者に聞いたら、 装置の切替えで廃棄するときこのレンズだけはもったいないので外してとっておいて棚に置いておいたことがあったと地域の総合病院の老医師が、 懐かしそうに言っていました。 いかんせん30年前の建替え前のことで、 その後が不明で2個目は無理でしたが。 後群2枚は外れますので90mm1.4くらいで使えますが、やはり0.75で眼視が楽しいです。 普通の標準レンズが神様に見えますよ。 (2008.12.30 08:07:54)
どじゃんさん
詳しいお話をありがとうございました。 確かに7ミリぐらいのクリアランスが取れそうです。んが、イメージサークルは2センチもないかもしれません。あれだけ前玉が大きいのにね(笑) なるほどペンタの110は思いつきませんでした。110ならイメージサークルもクリアできそうですもんね。 既に書きましたが、今やるならばコンデジでしょう。恐らく電子シャッターですからIRカットフィルターの直前まで後玉を持ってこれると思います。 で、やはりX線撮影用でしたか。それにしても、どのような使われ方だったのか気になりますね。 後玉外しの技があるとは。65ミリは鏡筒が削りだしらしく外せません。んー。ここにヒントが有りそうですね。 投稿もまた、よろしくお願いします。 (2008.12.31 15:04:38)
銀治ぃさん
やっとアップできましたので 見てください。 後玉はずしの状態と外してから絞り追加& 矯正凸レンズ追加でのF16相当の画像もあります。 >確かに7ミリぐらいのクリアランスが取れそうです。んが、イメージサークルは2センチもないかもしれません。あれだけ前玉が大きいのにね(笑) これは意外ですね。 それでも、 おっしゃるとおりコンデジの14Mpクラスなら いいかもしれません。 >後玉外しの技があるとは。65ミリは鏡筒が削りだしらしく外せません。んー。ここにヒントが有りそうですね。 これは、油断できないですよ。 削りだし(一体)と思ったら別体ということも。 別のレンズで壊してから愕然としたことがありました。 (2008.12.31 18:02:57)
どじゃんさん
うひーん。アルバム見ました。 すんごいですねぇ。カメラが小さく見えます(笑) 最終的に必要なサイズへギュムーンと光を集めているからF0.75となっているのでしょうかね。 僕も時間をかけて研究します。過程や結果は記事にしますので、お楽しみにぃ。 (2009.01.01 17:25:34)
銀治ぃさん
見ていただけたようで何よりです。 >最終的に必要なサイズへギュムーンと光を集めているからF0.75となっているのでしょうかね。 そう思います。 単に後群外すと90mmF1.2くらいになり 半端なポートレート用になってしまうし、 RingBで厚さの違う凸レンズ (タムロンやシグマのジャンクレンズから調達) で明るさ・イメージサークルを比べると それがわかります。 本当は銀治ぃさんみたいに無限遠を出すのが 夢でしたが、当時のフロッピーのデジカメなど 眼視もできないし使う気も起きませんでした。 銀治ぃさんは情報収集力も改造ノウハウもあるし 今後のご進展を楽しみにしています。 (実は調査や過程も楽しいんですよね) (2009.01.01 22:01:49)
どじゃんさん
まだまだ無限遠撮影ができていませんので、なんとか研究を進めたいと思います。 貴重な情報をたくさんいただきありがとうございました。 ぜひぜひ引き続きお願いいたします。 (2009.01.04 21:21:58) |