テーマ:オペラ座の怪人2005(445)
カテゴリ:オペラ座の怪人
「クリスティーヌの身に何が?」のつづきになるかもしれませんが、今日は屋上シーンでのクリスティーヌの心を覗いてみたいと思います。
イル・ムートでのブケーの絞殺のあと、オペラ座は騒然となりました。 楽屋で着替えの最中にこの事件を耳にしたクリスティーヌは、身を案じて飛んできた幼なじみのラウルの手を引き、ファントムの地下から逃げるようにして、屋上へとやってきます。 クリスティーヌのドレスはピンクですが、そのケープは真っ赤なファントムの色。 地下迷宮でファントムと過ごしたショッキングな時間は、クリスティーヌに複雑な心情を次々重ねていきました。 それまで父が送った天使と思っていたのに、実はオペラ座で時おり恐怖を呼んでいる「オペラ座の怪人」だったことを知った驚き。 次に、その感情はファントムとの夢のような時間の中で、確実に父から異性へのものと変化していき、最後に、自分の軽率な行動から、ファントムの仮面を剥がしたことで、恐怖心と同情心が絡んでくる。 なんと、、それは初めて映画を見ながら、私自身が通り過ぎた気持ちそのものではなかったか! だから、判るのですが、そのままではファントムから身も心も逃れられなくなるのです。(笑) そこで起こったブケーの事件、「私の惹かれた人は殺人鬼?!」 これは若い純真な娘心には、相当のショックでしょう。 彼女はラウルに望みを託します。 「私を愛していると言って!」 「暗闇のない世界に連れて行って!」 「陽の光の中で、いつも傍にいて抱きしめて!」 「私が居ないと生きられないと言って!」 もう必死といえる様子で、彼女は訴えます。 まるで「私の心をさらって欲しい」と言っているようですね。 その後ファントムがクリスティーヌの前に現れるまでに、3ヶ月ありますが、彼女の心からすっかりファントムへが居なくなるのには、まだまだ不十分だったのです。 ああ、クリスティーヌのドレスの色から、とてつもなく妄想が広がっていますが、今日こそは仕事を片付けないと・・・^^;; 私のお気に入りの香水はアルマーニ ただし、めったに着用しません。 でもね、ファントム・マジックはこんなスリルも体験させてくれました。 ↓思わず購入! オペラ座の怪人 EDP SP 50ml お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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