テーマ:Dear Gerry(493)
カテゴリ:ワン・モア・キス
7年前、愛し合っていたのに、サラはサムに別れを告げニューヨークへ旅立ちました。
「来て欲しい」その一言があれば、たとえ自分の夢をおいても、付いて行く気持ちはあったサム。しかしサラは何も言いませんでした。 彼女の夢は一流の音楽家。そして、そのサラの夢を大事にしたかったサム。
ところが、サラが去ってからと言うもの、自分にとってどれほど大事な存在だったかを思い知るサム。 忘れるためにも今まで以上に仕事に打ち込み、早く自分の店を・・・と思うものの、気持ちは空回りするばかり。疲れた身体をベッドに横たえると、後悔の念が彼を襲います。 そんな彼に声を掛けた女性がシャーロットでした。 勤めていた店で彼女はサービス係の主任。姉御肌で若いスタッフには寛容で魅力的な存在でした。 「ワン・モア・キス」のサムに対しては、結構厳しいご意見がありましたが、私にはとても憎めません。 優しすぎる男は、時には同情を愛情と勘違いしたり、嫌いでないというだけで愛していると思い込もうとすることがあるのではないでしょうか。 サムは優柔不断ではなく、優しすぎるプラス自分に嘘をつけないのですね。 それでも、だからこそサラの病気がなければ、シャーロットと二人、力をあわせて店を切り盛りしていったことでしょう。 シャーロットにすれば横から入り込まれたのですが、サムにしたら忘れようとしていた感情が甦っただけ。 永遠の別れが判っているのに、サムはシャーロットと別れる決意をしていましたから、決して無責任で優柔不断な男性ではなく、回り道をしただけのこと。 そして気付いた時にはまた一人になってしまって・・・ 可愛そうなサム! もうシャーロットのところへは戻れないし、折角頑張ってきた店もどうなることか。。 でもひょっとしたら、、、 3年ほどしたら、またシャーロットとよりを戻すのではないか サムとシャーロットってそんな風ではないのかな・・・ 結局ね、この手の男は、憎みきれないのです。。多分! しかし、ジェリー・サムはほんとに可愛い。 それでも、昨日今日のトロントでの精悍なジェリーを観てしまうと、もうちょっぴり物足りない若き日のジェリーになりました。 今日の私はトロントのジェリーに息も絶え絶え! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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