ワインヲタ入門生のチラシの裏

先日、福山わいん工房さんへお邪魔させて頂きましたが、その際利用したのが吉備之国くまなくおでかけパス。
JR岡山駅を中心に、津山や新見、児島等在来線乗り放題であちこち行けるという切符です。このパス、実は西へは福山よりも先にある糸崎まで使えるという事で、なら折角なので尾道まで足を延ばそうかなと思い、ワイナリー見学前にちょっと行ってきました。

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尾道へはお昼頃に到着。魚貝など美味しいものも沢山ある尾道ですが、やはりここは尾道ラーメンで。尾道駅から千光寺公園ロープウェー乗り場方面へ歩く途中に有る、壱番館さんです。
豚、鶏ガラ、野菜をベースに小魚を隠し味として加えたというスープは透明度の高さに似合ったすっきりしたもの。ちょっと甘味もあったでしょうか。背脂が浮いていますが、旨みのアクセントといった感じで脂っこい印象はありません。麺は平打ち細麺で、コシがありつつスープによく絡みました。

さて、ラーメンの後は少し歩いてロープウェー乗り場へ。山頂にある千光寺公園までは、片道320円、往復500円です。

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千光寺公園にはもちろん展望台も。展望台から尾道水道を臨むとこんな感じです。

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西の方はこんな感じ。山並みのように見えますが、これは全部島。真ん中の方にあるのは因島です。

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尾道水道の辺りは特に大きめの島も多く狭くはなっていますが、それでもあたらめてこうして眺めてみますと、瀬戸内海がいかに島の多い場所かというのがよく分かります。瀬戸大橋からの景色とも大分趣が違いますね。

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千光寺公園には、十返舎一九から林芙美子まで、尾道に縁のある文人の作品の一部を刻んだ石碑のある文学のこみちという場所もあります。流石に風光明媚な場所とあって、多くの文人が訪れていますが、志賀直哉もその一人。尾道の登場する作品としては暗夜行路がありますが、尾道の駅前から続く商店街の中にあるこちらのお店は、パン屋航路です^^
洒落のような名前ですが、置いてあるパンはチョコレートたっぷりのベーグルや、しっかりした中にもモチモチ感のあるチャバッティーナなど、菓子パンや総菜パンを中心に美味しいパンが揃います。有名店なようで、お邪魔した際も小さなお店の中にお客さんがいっぱいでした。

2時間半程度と駆け足での訪問となりましたが、雰囲気や景色を楽しめました。千光寺公園へ上がる道などでは、猫にも会えるようで、またゆっくり行ってみたいところです。桜の季節なんかいいかもしれませんね～。


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