カテゴリ:日本史
クロニクル 桜田門外の変
1860(安政7)年3月3日 157年前のこの日、雪の降りしきる桜田門外で、登城途中の大老井伊直弼の一行を、水戸の浪士17名と薩摩の浪士1名の合わせて18人が襲撃、大老井伊直弼を暗殺しました。 事件の直接のきっかけは、大老井伊の主導で進む、幕府の開国政策に対する攘夷派の巻き返しに対し、井伊が強力な弾圧政策で望み、いわゆる安政の大獄を実行したことに対する反発でした。 実行犯の浪士たちの斬奸趣意書には、襲撃は幕府に弓引くものではなく、井伊の売国的行為に対する天誅であると記されていました。しかし、井伊大老は、当時の幕府の最高権力者でしたから、井伊が惨殺されたことで、以後幕府の権威は大きく揺らぎ、激しい政争が展開されることになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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