カテゴリ:自然災害
クロニクル 三宅島噴火
2000(平成12)年7月8日 19年前のこの日、三宅島の火山、雄山が大きな噴煙をあげて、噴火しました。噴火の規模も大きく、火山性の地震も続き、さらなる大噴火が心配される事態が続きました。 有毒ガスの発生,噴出も続き、次第に島内に安全な場所を確保することが難しくなって行き、ついに三宅島の人々は、全島避難を受け入れざるをえないところにまで、状況は悪化しました。 長年暮してきた生活の場を離れ、見知らぬ町での生活に適応しなければならないのですから、大変な決断だったろうと思います。それでも、生き長らえるためには、受け入れざるをえない結論でした。 こうして、噴火発生から55日目にあたる9月1日、全島避難が決定しました。三宅高校の生徒は、親戚等の家に寄宿した一部生徒を除いて、全員が寮設備のある都立秋川高校に受け入れられるなど、受け入れ側の東京都も大変でしたが、住み慣れた島へ、いつ戻れるのか、避難生活がどのくらい続くのかも分からない、三宅島の皆さんのご苦労は、この後も長く続きました。 全島避難指示は、4年5ヵ月後の2005年2月1日午後3時に解除されました。島に戻ることが出来て良かったですが、4年半も留守にしていた島での生活再建は、大変なご苦労の連続だったのでしょうね。 最近は国内にとどまらず、世界規模で大きな地震や噴火、異常気象などが続発していますね。増えすぎた 人間のわがまま勝手な振る舞いに、地球が怒って警告を発しているように思えてなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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