もう…何がなんだか日記

『ロリヰタ』読了。
面白かったっす。
嶽本野ばらは高潔さとエログロの混在ってイメージを勝手に持ってるんだけど＞ぇ
これは割とそーいうの気にしないで楽しめるっすよ。
作家としての気概っちゅーか決意みたいなのも感じさせるし。

…ひじゅにですが何か？


「思ってることが真っ二つなんです」byつばさ


自分から望んだのでなく、周囲に促されてマイクの前に座ったヒロイン。
思い悩んだ末、思わず本音が口をついて出て、
しかもそれは荒削りながらも持って生まれた才能を示すもので、
パーソナリティ決定！
ヒロインの進路も決定！
“ラジオぽてと”の明るい未来が見えてきた！

…なんて展開にならないのが『つばさ』のナイスなところ


「宮崎に行きたい私と川越に残りたい私が喧嘩しているってワケか」
上手いこと、つばさの悩みを要約してみせる真瀬さん。

つばさを真っ二つにしている思い。
翔太君のために→「何でもしてあげたい」
店や家族のことを→「放ったらかしに出来ない」

自分が…ではなく、相手が…と思ってしまうところが
「おかん」の「おかん」たる由縁。

つい一ヶ月前まで
周囲のことばかり考えている…と周囲から絶賛されながら
実際には自分のことしか考えず自分の思いのままに歩んでいたヒロインを見てきた後だけに
初恋の行く末に関わる重大な時においてさえ、真面目に周囲を思いやる今回のヒロインは
新鮮でもあり好感も持てる。

といっても、決して滅私奉公というワケではなく
相手のために何かしてやれる自分に喜びを見出してきたのだろう。
そして、そうする自分＝「おかん」という名称で括られることに
誰よりも一番拘ってきたのだろう。

「自分ってものがないのか」
根本的な問題をズバリ言ってのける真瀬さん。

いつしか真瀬さんは、つばさの良き相談相手。
翔太君より、こちらのコンビの方が面白いし好きだなあ。


「つばささんがいなかったら今の僕はありません」
逆に、自分の気持ちを中心に考えてしまっている翔太君。

いや、それが普通とも言えるんだけどさ。

でも、この状況にあって、ただ離れたくないという気持だけで突っ走ってしまって
成功する可能性は高いとは言えない…と思う。

サッカー（だけじゃないけど）の世界のことは知らないけど、
でも、期待される程の力を発揮できなかったり病気や怪我をしたりしたら
当然来ると思っている明日が来なくなるかもしれないんだよね？

サッカーの夢を失い、生活苦にあえぎ、
双生児が生まれるも夫婦の仲はギクシャクし
離婚して子供も分けて松江と京都に離れ離れになって…なんてことにも＞こらこらこら

ともかくも、
夢を叶えたい
恋人と一緒にいたい
自分の望みを叶えることばかり考えていた翔太君は、
相手のことをも考慮すべきだということに、やっと気付いた様子。

つばさの方は、自分がしたいこと＝翔太君と一緒にいること、
と結論を見出したつもりだったのに
互いの小さな“成長”が違う方向を向いてしまったために、たちまち擦れ違ってしまう2人。

ま、2人とも、まだまだ成長が必要な未熟者っつーことっすな。　　←エラソウ


翔太君を動かした竹雄父さんの言葉。
竹雄父さんの過去。
加乃子母さんを、あれ程までに熱愛する根拠。

2人を繋いだのが“あまたま”というのも「らしい」。
行き倒れ状態だった（らしい）見知らぬ男に“あまたま”を食べさせたのも
しかも半分こってところも
とっても「らしい」。

“あまたま”の形が真ん丸な意味が分かった気がする
変に回想シーンを入れないで竹雄父さんの一人語りにしたところが良かったな。

…それにしても加乃子母さんは、
川原でどうやって“あまたま”を半分に割ったのだろう？

川原で“あまたま”を食べる2人…ってところが
つばさ&翔太君ともリンクするな。

でも、それよりも、小豆餡と芋餡でハートを形作り2人で食べる竹雄&加乃子の図ぅ
が良かったな。
“あまたま”が二種類の餡子を使っている意味が分かった気がする



今日の知秋クンは、りんごの皮剥きに挑戦

毎日、彼の様子を楽しみにしている視聴者がいることを＞つーか、ひじゅにだけどね
十分承知した上でのサービス・シーンのようで、少しばかりアザトかったぞ。
でも、カワユスだから許しちゃう＞ぇ







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☆やっくんち☆

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