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カテゴリ:NHK朝ドラ-2>つばさ~純と愛
「美味しそう」
TVに映ったケーキを見て祖母が呟くので 買ってこようかと声をかけたら祖母の返事は 「キンツバが食べたい」 え? …ひじゅにですが何か? 「あの」と「あれ」 婚礼前夜― 昨日の回想シーン&子供達のシーンは これまでの陽子の人生と成長ぶりが語られていた。 結婚と共に陽子の新しい人生が始まる。 だから今日は過去と未来の狭間。 「そのために早く帰ってきたんだ」 花嫁の挨拶をする陽子の様子と、父さんの反応を見るために 両者を促しまくるハル兄さん。 考えてみれば、父娘2人きりの夜だったら 変に形式ばってギクシャクしたり、湿っぽくなってしまったり いつもと同じまま何の言葉も感慨もなく終わったり …というところだったかも? 上手い役割を果たしているなあ、ハル兄さん。 設定的には真面目な優等生 真知子に対しては一途で純粋な青年 ついでに言うと子供時代は少女マンガチックな甘い美少年>ぉ …なハル兄さんなのに 須藤家では結構ヒョウキン ってとこが良いなあ(笑) こういうシーンがもっと多くあったなら シゲ兄さんに比べて存在感が薄い、なんて言われずに済んだのに>お前が言ってんだろ いやいや、以前はシゲ兄さんをより目立たせる必要があったのは確かだよね。 ハル兄さんも軍医と真知子の件でグッと盛り上がるに違いない。 で、今日の様なコミカルな様子が、それを悲しい程に盛り立てるはず。 なんて言ってるうちに時間は過ぎ、 ようやく陽子が口を開きかけた時に来客があるという“お約束”展開。 でもそれが、お祖母さまの運転手さんだってところが嬉しい驚き。 父さんは初対面でハル兄さんは面識があるという違いが、 それぞれの反応に表れていたのが『おひさま』らしい細やかさ。 陽子も多分、初対面だよね>逢ったのは車に乗ったハル兄さんだけ でも、お祖母さまには結婚報告をしてあったということで 父さんよりは幾分落ち着いた態度になっている。 この報告をしておいたという台詞が運転手が登場した理由付けになっているだけでなく 3人3様の反応の違いに結び付いているところも細かい。 お祖母さまからの贈り物は花嫁衣裳。 もっと早く持って来い、と冷酷ひじゅになら言っちゃいそうだけど>ぇ それだけ見合い→婚礼に時間がなかったってことの表れだよね。 それに、これは婚礼前夜の今でなければならなかった。 知世母さんのために仕立てたものだから。 お祖母さまの娘への思いが感じられるし 知世母さんの娘への思いがそこに重なる。 そして、父さんの方が挨拶を始めるというオチ。 んもう、寺脇康文ったらあ 薫ちゃん@『相棒』が最高だと思ってたけど今や父さん役が超えたわよ>ひじゅにの中で これで舞台ではレット・バトラーも演じるのよね。 凄いなあ、役者って>ぉ そんなこんなで、いよいよ婚礼当日― 実を言うと、予告で映った陽子の花嫁姿を見た時 見合いも普段着で済ませたし>その説明もわざわざ入れてたし 「このご時勢」という言葉も幾度となく出てきたところなので ちょっこし違和感あると思ってたのよ。 まあ、一世一代の晴れ姿だし ドラマ的に華やかな方が目の保養だし>ぉ そんなもんだろう…と脳内補完(笑)していたわけ。 それが、お祖母さま絡みで上手く処理されてて やっぱ、さすが細やかな『おひさま』。 父さんと対比するかの様に徳子さんとのシーンが入ったのも その前に陽子が花嫁衣裳の大きな包みを抱えて丸山家に行く姿が映ったし 背後には美容院らしき建物もあったし …実に用意周到だな(笑) でもって真知子&育子の登場― 真知子は質素な姿で他の客と共にひっそり座っていて 陽子の花嫁姿に涙を流すところが素敵だし 育子は、まるでカズさんの元カノであるかの様な『卒業』チックな登場で 明日への興味を繋いでくれる。 ところで ドラマや映画で花嫁は大勢見てきたし 親戚や友人等のリアル花嫁も幾人かは目にしてきたのに お目出度いとか嬉しいとかの感情は湧いたにしろ 感動とか感激とかいう程の強い感覚は経験なかった冷酷ひじゅにが 陽子の花嫁姿に、ふいに涙が出てきてしまった。 何故だろう何故かしら? ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/206-6cc36f77 ☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中! ☆朝ドラ『ファイト』~『てっぱん』感想は「REVIEWの部屋」に纏めてあります☆ やっくんち
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