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カテゴリ:平清盛
第25話『見果てぬ夢』
「されど、嬉しや」by由良御前 信西は頭良過ぎたのか理想が高過ぎたのか… まあ、情を重んじていたら先には進めないのだろうけど。 でも、クールに確実に歩んでいるかに見えて 時々涙してしまうところに本来の彼の姿があるのだろう。 何と言っても予算をアレコレ立てている時 子供が遊びに夢中になっている様にも見えるし>まさに「遊びをせんとや~」 ちょっと狂気じみてもいる>師光は拝んじゃってたけど あの普通でない姿が、彼の普通の姿なんだと思う。 変人て意味はなくてさ(笑) 異様に見える演出にしていたけど あれは純粋に夢を見ている姿なんだと思うよ。 夢に酔い… 実現に近づいてきたことで少しばかり我を忘れて… 事を急ぎ過ぎたのかなあ。 やっぱ、色んな人がいるわけで 全て理屈のままに強引に行くわけにはいかない。 って 何故か今回は信西に同情的になってしまった(笑) でも、清盛も、彼のそんなところを認めていたのかも。 ただ、彼の頭脳を認めているだけでは、彼に協力しようとはしなかっただろう。 寧ろ清盛は信西と共に 自分もまた理想とする未来を作りたいと夢見た。 そして、もう一人 義朝とも一緒に。 まさに見果てぬ夢― 切ないなあ。 清盛が覚醒した様に ヘタレ化していた義朝も遂に立ち上がった。 由良御前が亡くなったことで 喪失感と共に、あくまでも源氏の妻として誇り高く死んでいった彼女に 彼の心の芯の部分が揺り動かされたのだと思う。 そして、藤原信頼のおかげで、 それが清盛とは逆の方向へ向かってしまったのが悲しい。 おかげがなくても、そうなっていたのかもしれないけど(^^;) そして、馬で競い合った昔の思い出は 彼の心を柔らかくほぐしたかに見えたんだけど… だから共に…と考える清盛とは違い だから決着をつける…と決意してしまったってこと? それにしても、あんな昔の出来事が今になって生きてくるとは さすが藤本有紀。 先回、清盛がイキナリおやじ化したと書いたけど 松ケンの笑顔はイタズラっぽく無邪気ささえ漂わせていて ここのギャップが面白いと思ってたんだけど それが、ここに繋がるとはね。 「平清盛なくして源義朝なく、源義朝なくして平清盛はなかった」 清盛は文字通り、これを認め、これを目指したのだろうに… 皆がそう思えたら達成可能の夢だったろうに。 面白く生きるということは やはり大人の世界では難しいってこと? ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆ http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/649-bb94c602 ☆クリックしてね♪(3つも多過ぎ?)☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 人気BLOGRANK ☆ドラマ&映画感想は「REVIEWの部屋」に色々置いてあります☆ やっくんち
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Last updated
2012.07.04 20:05:57
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