テーマ:プロ野球全般。(13248)
カテゴリ:ファーム(2軍)
サヨナラヒットとなるプロ初安打から一気に一軍定着を果たしそうな狩野。対ジャイアンツ3連戦での活躍は、本当にめざましかった。ファームから選手が育っていくのは、うれしいかぎり。そこで、これまで僕が生観戦した試合にかぎっての、狩野の成績を振り返ることにした。
<2005年> ◎6月14日 サーパス神戸戦(ウエスタン) 甲子園 代打 8回1死2塁 投手高木(左オーバー) セカンドゴロ フルカウントから、つまったハーフライナーがセカンド前でワンバウンド。走者進めず。 1打数ノーヒット ◎9月13日 ドラゴンズ戦(ウエスタン) 鳴尾浜 8番キャッチャー 2回1死 投手佐藤(右オーバー) ショート左内野安打 引っ張ったゴロ。ショートが握り直す間に、俊足を活かして1塁セーフ。9番前川の初球に二盗成功(前川はバントの構えからバットを引いた)。 4回2死 セカンドゴロ 初球の外角低め直球を打って。 7回1死1塁 投手朝倉(右オーバー) センター後ろフライ 低めを打って軽く伸びた。センターは右寄りに守っていた。 3打数1安打1盗塁 ◎9月20日 ホークス戦(ウエスタン) 鳴尾浜 8番キャッチャー 3回先頭 投手小椋(左オーバー) ショート右後ろテキサスヒット つまった当たり。 5回先頭 センター後ろフライ 高めを打って。 2打数1安打 *1死1・2塁から仕掛けられたダブルスチールで、セカンドで1走を刺す ◎10月8日 マリーンズ戦(ファーム日本選手権) グリーンスタジアム神戸 8番キャッチャー 2回1死 投手加藤(左オーバー) サードゴロ カーブを打って。 4回1死1塁 ライト前ゴロのヒット バントを2度ファールにしてしまった。ヒットエンドランで、外角カーブに体を止めて打つ。三塁送球がそれるエラーの間に2進。 2打数1安打(4回終了時までしか観戦できず) <2006年> ◎4月19日 ドラゴンズ戦(ウエスタン) 鳴尾浜 代打 9回1死2塁 投手久本(左オーバー) ショート左内野安打 ショートは追い付いてすぐに一塁送球したが、ツーバウンドする間に1塁を駆け抜ける。 1打数1安打 ◎6月6日 ホークス戦(ウエスタン) 鳴尾浜 7番キャッチャー 3回先頭 投手カラスコ(右オーバー) ショート右ゴロエラー 変化球を打って。 3回2死1・2塁 投手水田(右オーバー) 四球 フルカウントから、外角低めのスライダーかフォークを見て。 6回1死 投手甲藤(右オーバー) ライトフライ フルカウントから、直球を打って。 8回2死 投手小椋(左オーバー) ファーストファールフライ ワンスリーから。 3打数ノーヒット1四球 ◎6月9日 カープ戦(ウエスタン) 鳴尾浜 6番キャッチャー 2回1死 投手玉山(右オーバー) ファーストゴロ 外角直球を打って。 5回先頭 投手斉藤(左オーバー) セカンドゴロ 初球スライダーを打って。セカンドは左寄りに守っていた。 7回1死1塁 投手苫米地(右オーバー) 空振り三振 ツーナッシングから、真ん中スライダーを空振り。 3打数ノーヒット ◎6月16日 ドラゴンズ戦(ウエスタン) 甲子園 5番キャッチャー 2回1死 投手長峰(左オーバー) ライトフライ 守備位置より少し後ろまで飛んだ。 4回2死2塁 空振り三振 ノースリーからフルカウントに。外角低め136キロを、ファールチップしたか。 6回2死満塁 ショートゴロ 落ちる球を後ろにファールして、ワンナッシング。変化球を引っ掛けて。 3打数ノーヒット ◎7月8日 ドラゴンズ戦(ウエスタン) 甲子園 7回キャッチャー守備から出場 7回先頭 投手山井(右オーバー) ショート右ライナー いい当たり。追い付いたショートが顔をそむけるようにして捕った。打球が伸びたか。 9回1死1・2塁 投手岡本(右オーバー) ショートゴロ併殺打 スライダーを打って。 2打数ノーヒット ◎7月13日 サーパス神戸戦(ウエスタン) 鳴尾浜 代打 9回無死1塁 投手萩原(右オーバー)に交代 左中間二塁打 初球の直球を捉えて。 1打数1安打1二塁打 生観戦打撃成績 2005年~2006年 (2004年以前は調査中) 10試合 22打席 21打数 4得点 5安打 1二塁打 0三塁打 0本塁打 6塁打 0打点 2三振 1四球 0犠打 0犠飛 1盗塁 打率.238 出塁率.273 長打率.286 OPS.559 数字を見ると、生観戦ではあまり打っていなかったようだ。ホームランを打つのも、打点を挙げるのも、見たことがない。内容的にも、いい当たりが少なかった。 参考までに、規定打席不足ながらウエスタンリーグ首位打者に輝いた、2006年狩野の全成績と生観戦成績を比べてみよう。 全成績 201打数 70安打 10本塁打 44打点 打率.348 生観戦 13打数 2安打 0本塁打 0打点 打率.154 不観戦 188打数 68安打 10本塁打 44打点 打率.362 やはり、生観戦では相性が悪い打者やってんな。固め打ちが多いみたいやけど、僕はそういう試合には出会えなかった。 では、ブレイクした今季2007年の生観戦成績も見てみよう。ここからは一軍の試合になる。 <2007年> ◎3月9日 ファイターズ戦(オープン戦) グリーンスタジアム神戸 5回キャッチャー守備から出場 6回1死3塁、前進守備 投手宮本(左オーバー) ショート前ゴロ 初球の緩い変化球(カーブ?)を打って。 8回1死 投手菊地(右スリークォーター) 見逃し三振 ツーナッシングからスライダーを見逃し。タイミングが合わず、バットを出せなかった。 2打数ノーヒット *矢野とキャッチボール。自主トレにも同行したという通り、矢野にくっついていろいろ吸収しようとしている。 ◎4月22日 ジャイアンツ戦 甲子園 7回キャッチャー守備から出場 7回1死 投手高橋尚(左オーバー) レフト線フライ ノーワンから、外角高めスライダーに少し抜かれたか。それでも、けっこういい当たり。 9回2死1塁 投手門倉(右オーバー) 左中間ホームラン ワンワンから、低め144キロ?を引き付けて捉えた。 2打数1安打1ホーマー2打点 ファーム生観戦では見られなかったホームランと打点が、伝統の一戦という大舞台で見られたわけだ。一軍での生観戦成績こそは、すごい数字になるかもしれない。今後の狩野の打席を野球場で見るのが楽しみや。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年04月27日 05時05分15秒
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