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火曜日といえば山田ホルモンの定休日。いつもなら仕入れがあるはずだが、山田ホルモンの社長が行くので、久々の終日休日になった。
何をしたのかと言えば、実は何もしなかった。朝もゆっくり起き、また昼寝をし、昼食でラーメンを食べてはゴロゴロとテレビを見るだけ。久々に不摂生な生活を試みたが、元来体を動かさないと駄目な性格のため、夕食くらいは外でしようと決めた。 地元のスーパー銭湯で一日の垢を落とし(働いていないので、垢も出ないのだが・・・)、腹を空かせていざ焼鳥屋さんに向かった。焼鳥屋さんというか居酒屋さんといってもいいのだが、15,6年前からやってるお店である。 外観は昔の一軒家を改造したような雰囲気。店内はもちろん木造で、オレンジの裸電球や間接照明を照らした落ち着いた感じである。平日というのに、忘年会シーズンの為、ほぼ満席である。大学生風情の忘年会や、多年齢層の会社関係の忘年会が行われ、雑然としていた。 席に座るなり、「これ、これ、この雰囲気やね!」と若女将が嬉しそうに話し出した。やっぱり居酒屋は活気に満ちていた方がお客側も盛り上がるという。もちろんしゃれた個室があるわけではないので、側でそれなりに盛り上がってる宴会が、私達のテンションを上げてくれた。 逆に言えばもっと落ち着いた席がよかったな、と思うかもしれないが、それならこの店を選ぶ必要はない。ウーロン茶とウーロン割を頼み、焼鳥数品とトマトサラダ、豚トロの網焼き等を食べた。 どれも値段が安いが、納得のいく味である。宴会が多かったため、時々厨房の年配の方が料理を持って来てくれたのを見ると、厨房はしっかりとした料理人が作っているのだと見受けられる。 時々接客のバイトに混じって、一番年配の方が料理を片付けていた。バイトの子を指導している所をみると多分オーナーであろう。オーナーが接客に出てる店はかなりこだわりを持っているのだ。 厨房や事務所から出てこないオーナーは、バイトがお客にどう接客しているのかが見えない。料理は責任を持って任して、自分は接客に重点を置くことによって直にお客様とコミュニケーションを計っているのだ。 お店に無造作に付けられた、料理名が書かれた張り紙も、品書きをみなくても、無意識に食べたくなり、注文ができるようにしているのだ。厨房からでは分かりにくいところも、接客に出ていればお客様からいろんなアイデアを貰うのであろう。(私達若夫婦も思わず豆乳アイスを注文してしまった。) 全体的に料理に満足、雰囲気に満足、オーナーの働きっぷりに満足である。私もミートミーツを運営するにあたり、店長である私が出来るだけ全てを把握しようと心がけている。まだまだ小さなお店なので、人任せにする必要もない。 注文を受けて、メールの返信をする。お客様のご希望通りの商品を作って発送する。最後にアフターメールと称してお客様とのコミュニケーションを計る。その全てをミートミーツのオーナーである私が把握しないと、うまく商品を作れないだろうし、ギクシャクとした接客になるだろう。 良し悪しはあるだろうが、ミートミーツに関しては私が商品作りから接客まで全てを仕切り、把握する事によって見えない部分をなくす。それこそが健全な経営になるだろうと、焼鳥屋さんのオーナーを見ながら思った次第である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月07日 23時09分30秒
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