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2005年08月31日
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カテゴリ:若旦那の日記
ある小さな会合に参加した。そこには地方自治体を束ねる『政治家』と地元で活躍する『商売人』がいらっしゃった。もちろん私のような若輩者は話を聞くことに徹し、あまり持論等を展開しないよう心掛けた。でもそれだけではつまらないので、その『政治家』と『商売人』を分類し、観察する事にした。

まずしゃべり口調だが、『政治家』は論理仕立てで理路整然と語るのが特徴である。あたかも弁が立てば勝れているように理想を語る。一方『商売人』は口下手で感情的だが、数字を含めた現実性に基づいた話しか信じない。そして『政治家』と『商売人』は対立する。

理想に近づこうと努力する未来志向の『政治家』、今の現実が出発点である現実直視の『商売人』は話の論点や始点、終点が異なるのが常だ。話の折り合いがつくはずもなく、かみ合わない話は延々と続くのである。

もちろん全ての『政治家』や『商売人』の話をしているのではなく、私が見たある『政治家』、ある『商売人』の話である。理想を持ち合わさないと近視眼的な志向しかできないが、現実の地場をしっかり直視する事も大事である。何事もバランス良くということだろうか。

その『政治家』は、「成し遂げようとする夢をしっかり持たないことには成長出来ない。」と語る。理想とはある種の目標であり、まず理想に燃えなければ現状を打破できない。夢をもって前に突き進めと語った。

一方『商売人』が言った言葉、「経営は哲学がないと、やってはダメだ。」一つの商品を作り出すにしても、一つのサービスを提供をするにしても、一つの建物を建てるにしても、全て一貫した経営哲学の上で成されるものであり、経営者は説明責任がある。その全てを語れないで人任せにすると必ず失敗に追い込まれると語る。

やみくもに理想を追い求めるのではなく、しっかりとした哲学に基づいた理想を現実化してゆくのが好ましいのではなかろうか。

最後に『商売人』が言った言葉、「俺は汗をかく人間しか信用しない。汗をかかない人は信用するな。」最後にその理想や哲学が成される試金石は汗をかく事(努力)以外にない。自分が努力をしてきたからこそ言える重い言葉であった。





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最終更新日  2005年09月01日 08時39分26秒
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