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カテゴリ:若旦那の日記
若女将が実家に帰って3週間位たつだろうか。来週の火曜日には帰ってくるので、所為『独身』最後の休日になる。久々友達と飲みに行こうかと思ったが、午前中に仕事が入り、夜には焼肉屋の集金があるのでめんどう臭くなり、ひとりでのんびり過ごすことにした。
そうだ!!隣町に出来た『TSUTAYA』に言ってみよう。山田には本屋さんが無い。もちろんレンタルショップもない。一応市なのだが、人口は1万人くらい。北海道の歌志内市に継ぐ日本で最も人口が少ない市のひとつである。最近やたらとグループホームが目立ち始めた老人の町でもある。来年には周辺の2町と合併し『嘉麻市』になるらしい。 と、いうことは、来年から『嘉麻ホルモンセンター』になるのだろうか?いいえ、『山田』を冠するのは創業の証なので、『嘉麻市』になっても『山田ホルモンセンター』は変わりません。 とりあえず隣町の『TSUTAYA』にぶらりと出かける事にした。可も無く不可も無い典型的な『TSUTAYA』である。東京に行っても大阪に行っても『TSUTAYA』は『TSUTAYA』である。何が言いたいのかというと、日本はどこに行っても金太郎飴を切ったような店舗ばかりであふれている。 全てが平均化された社会なのだ。しかも消費者はそれを求めている。どこにいても同じ物が買え、同じ生活を望む。う~ん特別なにかをいいたいわけではないが、面白みがないな~と感じたのだ。(ただそれが言いたかっただけである。) 帰りながら山田に新しいスーパーが出来ているのを発見。山田には4つのスーパーがあるのだが、全て同じ会社が経営している、いわば独占状態の独壇場である。そこに別のスーパーが進出してきたのだ。3000世帯に4つのスーパーだから単純計算でひとつのスーパーに750人ずつ振り分けて、週一で買い物をすると1日108人のお客さんが来る計算である。 田舎のスーパーなので大体一日100人くるかこないかだろう。計算は妥当な線だろうか。そこにもうひとつのスーパーが入ってくると、単純計算一日86人。約20%減である。しかも田舎は車社会。ひとり一台ずつ車を持っている世帯も多い。車を走らせれば15分圏内には、私が知っている限り5件程のスーパーが存在する。ということは、実際には現状でも40人程のお客さんしか入ってないのではなかろうか。閑散としている山田のスーパーを通り過ぎながら、これが妥当な線だと感じた。 新聞の折込チラシには隣町のスーパーの広告が毎日のように入っている。山田のスーパーの広告なんて入っちゃいない。山田で囲おうとしてないのが問題である。競争がなくなった企業はこうも怠慢になってしまうものだろうか。間違いなく潰れるね。新たに山田に入ってくるスーパーは明らかに潰しに来ているのだ。少なくとも1年後には結果が出ているであろう。 と言う事を考えながら休日は過ぎるのである。来週には若女将とユン坊(息子)が帰ってくる。のんびりできるのも今日までか。明日から仕事がんばろっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月23日 00時30分35秒
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