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カテゴリ:俳句
越智さん、コメントに感謝します。「句が懐かしく綺麗」とか幾つかの句が「奈良に育った心 が生きづいてます」とのお言葉、とても嬉しいです。散文ではなかなか言い難い気持ちを俳句ではサラッと言いあらわせることを発見しました。ところで下の句を右から左の様に「藤の下」を「藤棚の下」と表現できる句に訂正させてもらいます。
今日もまた生徒が独り藤の下→昼下がり藤棚の下あの生徒 この句は、高校近くのお店のご主人の様な人の視点に借りて、昼下がりに藤棚の下に独り佇む高校生の姿を詠んだ句です。えっ、そんな高校生がいたことを知っているのかですって? モーチロンです。 岩つつじ、馬酔木「あせび(あせび)、桜桃、エニシダ、椿等の花が満開ですが、そのうち馬酔木と桜桃だけをまず詠んで、その後連想したことを幾つか思い出して俳句に詠みました。 鈴なりの白き花咲く馬酔木(あせび)かな 桜桃花気付かぬうちに散りはじめ 桜桃の実熟れて鳥と競い合う 母と子が馬酔木の森をさまよえり 昼下がり生徒が独り藤棚に 校門で傘を断わる菜種梅雨 朧夜や車窓に走る人家の灯 h お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年03月21日 21時00分38秒
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